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別府大分毎日マラソン


今シーズンの締めくくりとして別府大分毎日マラソン走ってきました。備忘録も兼ねてまとめておきます。

気象データでは、スタートの気温は5℃、風は北西の風5mだったけど、道路の気温計は3℃を示しており、極寒のレースとなりました。服装は迷いに迷って、ロンT+半袖で寒さ対策重視。ただ、結果的にはこれがダメだったのかも…

スタート15分前に整列し、しばし待機。この時が一番寒かった。スタート地点へ移動した後は前の人が風よけになり、そこまで寒さは感じなかった。

スタート後、すぐに3'30/kmの大集団ができたので、ひたすらその中で走る。10kmまでの強烈な向かい風も集団だったのでほぼ感じず快適に走れた。ただ、10kmあたりで、両足の親指の爪の付け根が靴づれしてる感覚があり痛みを感じながら走っていた。こんなところ擦れたこともないのに、原因は分からない。それも少しストレスになっていた。

折り返してからは35kmまでひたすら追い風。かなり煽られる形になり、集団のペースも3'25〜30/kmまでアップ。時折、速いなと感じるところはあったけど、リズムはこれまでとほぼ同じなので、なんとかその集団で進めていった。

ただ、追い風に変わってから、だいぶと暑さを感じ、発汗も多くなっていた。これが失敗だったのかもしれない。半袖+アームウォーマーくらいが良かったかも。

さらに、中間点あたりから、少しお腹の調子が悪くなり、31kmでトイレへ。1分ロスしたものの、身体は動いたし、追い風もあったので、集団からこぼれた人を拾いながら3'25〜30/kmで押し進められた。

35kmで2時間2分ちょい。2時間半切りが見えてきたし、身体もまだ元気だったから、向かい風ながらリズムは変えずに走ることができた。ラスト5kmの地点で、キロ4でも2時間半切りができるとわかり、気持ちも高まった。

しかし、悲劇は39km。
それまで少しピクつきはあったながら走れていたけど、ここにきて急に脚全体の痙攣。全くペースを保てなくなり、何度も立ち止まる事態に。

ここからは地獄だった。2時間半切りが見えていたのに前に進めず、どんどん時間が過ぎていく。たった3kmなのに途方もない距離だった。そのまま惰性でゴールまで走り2時間33分かかる結果となった。

ここまで悔しいフルマラソンはなかった。準備もしっかり進めてきたし、自信をもってスタートラインに立てた。集団もしっかりできたと思っていたし、スペシャルドリンクもすべて取れたし、条件は揃っていたと思う。そこで結果が残せなかったのは自分の力不足。

序盤で靴擦れを起こし、無意識に走りが変わっていた?発汗量が多く、脱水気味になっていた?炭水化物を摂り過ぎてお腹が緩くなった?

いくつか原因は考えられる。
39kmまで苦しさはなかったのは次につながることだが、この状況で、果たして次のレースがあるのかどうか…

つくづく、今回結果を残すべきだったと思う。もう一度、このシーズン内にマラソンを走るか、はたまた、リフレッシュしてトラックにシフトするか。
しばらくじっくり考えたいと思う。
とりあえず、しばらくは走りたくない。


一夜明け、今日の帰りの空港には、こんな張り紙が。

地元の人たちは歓迎してくれているのがとても嬉しかった。また、今回関わった別府の方々はとても親切で、心温まる3日間を過ごすことができた。少し遠いが、出場できるならまた来年挑戦したいと思う。

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