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ライフスタイルという切り口

「指摘しない」ことの罪について気づかされたことがあった。つい数時間前のこと。

友だちが間接的に見知らぬ人を傷つけているという事実を直視せず、むしろどちらかといえば友だちを被害者として見てきた。それが正しいと思っていた。自分が正義と思っているものはいつも偏見的だ。数年経ってようやく、あのときの自分は同罪だったんだなと認識した。

親しい人に口を出すのは怖い、でも見過ごすのはもっと残酷だ。「声をあげる」という強さを身につけたい。いろんなことについて試されている、そんな気がする、怖い、しかし逃げたくない、とも思う。



さて、

人は「こんなライフスタイルを取り入れたい」と思う場所で買い物をする。

毎日のコーヒーをどこで買うかということも、人々のライフスタイルの一部であり、その人を表すファッションである。消費とはスタイルへの敬意表明でもある。


「私が売っているのは世界であり、スタイルの概念なのです。私は人生の哲学を提案しています」

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