マスク自由化で再度振り返るコロナ生活の異様さ


まぁまず
3月13日マスクの自由化。
現時点で約1週間経つが全ての人がマスクを外すのはまだまだ先の話だろう。

非常にありがたいことだがコロナ生活が始まってから急にそのようなことをいわれても戸惑いを隠せない。
特に職場の女性は強く感じるだろう。
しっかりと顔を見せていない方々がほとんどを占めるなか、勝手に期待値を上げられて、約3年という歳月で男性陣の期待値はフルMAX。
まるで豪華商品を隠す赤い隠し布のように約3年間ドラムロールがドゥルドゥルルードゥルドゥルルー鳴り続けて焦らしに焦らした結果、取り払われたその商品は超最新家電商品であってもたとえハワイ旅行であっても非常に陳腐に映ってしまうこと間違いなし
そんな状況でマスクを取れと言われても簡単にはいかない
男性も然りだが、男性が異性に求める魅力の条件として美醜というカテゴリーの占める割合は女性に比べて非常に大きい、その観点が拍車をかけてマスクを取ることに抵抗を強く覚えてしまうことに無理もないだろう

前置きはさておき、
マスク自由化に伴い考える今までのコロナ生活で当たり前になったがよくよく考えたら異様な日常を話していきたい。
今後のコロナを知らない若者には鼻で笑ってしまうような事柄だろう


①コロナ過渡期はお店に入るごとにアルコール消毒、これがまず異様。
コロナ前は店の前にアルコール消毒なんて全くと言っていいほど無かった
コロナ後ではこれがショッピングモールでも1店舗入るごとに消毒、特にアウトレットではいろいろな店を徘徊するので一日で最低でも20回ぐらいは消毒しなければならない。
毎回しなくても良いが店員さんからしたらこのイチお客さんが数分前に他の店で消毒していたなど知らないので店員さん又は他のお客さんを安心させるために義務づけなければならない。
20回も30回も消毒すれば消す毒もなくなり皮膚ごと消される懸念すら生まれてくるくらい
種類も様々で、
普通のアルコールの液体タイプとジェルタイプ
出る量も店で違い。
少量、適量、多量
一番嫌いなのはジェルタイプの多量
手がぬるぬるになりひどい店は服を一通りみて出るとまだ手がぬるぬるの時がある
そしてなにより酷いのが液体の超多量
これはそのような設定量ではなくただのノズルの故障かノズル忘れ
通常なら霧状で出るのに完全に蛇口を捻ったくらいのとてつもない量の水塊がでて十中八九、足にかかる。

②マスクが体と一体化
銭湯に行った時こんな経験があった。
友達数人と銭湯に行き脱衣所で友達が服は全て脱いでマッパな状態なのにマスクだけしていてそのまま浴室の入り口に向かっていた。
それをみた私は急いで着替えてそいつに言ってやらねばいう親切心よりかは半ばバカにてやろうという心持で自分も浴室の前に急いで向かい笑いながら注意してるやると友達は顔を触ってマスクが付いていることに気づき恥ずかしそうに笑った。がしかしそんな偉そうに注意した自分もその時マスクだけしていた
恥ずかしくって二人で笑った浴室のまえでたくさん笑った。
もう体とマスクが一体化しているのだろう。
そもそもコロナ前ならマスクしないし、なんらかの理由でマスクをしても真っ先にマスクから取るだろう。
がしかし、マスクに飼い慣らされすぎた私達子羊共はマスクを最後に取るように自然淘汰…
そんなおバカな経験もコロナを過ごした人たちならまだ許容できる範囲だがコロナ前、もしくはコロナを知らない世代の人達が今後生まれた時にはまるでDDTをかけられている昭和の人々をZ世代が画面越しに嘲笑うように、これらは嘲笑の的ブル位置になること違いなし



最後に、時代が変わりコロナが忘れさられる頃に私たち世代が行なってはいけないことが一つだけある。
それはコロナを知らない世代にマウントを取ること。
よくあるゆとり世代におっさんがとるマウントのように、なんの生産性のない昔の美化された苦労話と今の世代の価値観を尊重も理解もないまま繰り出される批判。
自分もおっさんになった時に居酒屋で若者連中にそのようなコロナマウントを取ってしまいそうで不安になる。時代は繰り返されるがここらの世代でストップさせたい
まぁでもそう笑いながら話せる時代が来るのを楽しみにしている自分もいる人間は適応能力が素晴らしいので、もうコロナのご時世になってからもうすぐ3年たった。
よく考えればここら3年でこの異様過ぎる現状を当たり前の顔して過ごすことのできる人間の適応能力は半端ない。ニンゲンっていいな。

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