2/12

ひき続き今年もコロナの影響で、祭りは中止か、実施しても地元の人のみのものが多くなりそうだ。

こんな時勢に無理に遠征しても、都会から来た疫病神になりかねないので、あと1年は自粛したほうが良さそうだ。

そんな中、まれにオンラインで開催するものもあったりして、去年は郡上おどりなどはズームを介して行われた。

それはそれで、現場の連帯感あふれる踊りとはまた違った、個人の顔がよく見れる面白さがある。

16:9の画面で仕切られたマスの中では、それぞれの部屋や踊り場が見えたり、ズームのテンプレにある背景を合成したりと、人によって様々。

歌い手の生歌をたよりにみなさん思い思いに踊っているのだが、その調和を崩すように、小さな子どもがカメラに寄り、画面に写った自分の顔にはしゃいでみたりと、ズームならではのハプニングもある。

こういう祭りの新しい見え方は、どちらが良いとかいう話ではなくて、今ならではの見え方だ。

ここ何年かは遠征できない分、こういう部分に注目しても面白いかもしれない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?