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#1 私の朝

私は朝に弱い。睡眠が好き。悪夢を見ても、ベッドに残って本を読むの方が起きる日を始めるよりマシだ。
目覚まし時計に冷められることがほとんどない。鳴ったら、訳がわからない。なんでうるさいものが鳴るのか。静かにして、また夢に沈む。ペットのウサギは私を起こそうとするようにベッドに飛び込む時にも、目が覚めない。柔らかい、可愛い、このままでいたい。簡単にいうと私には起きるやる気がない。トイレに行かないといけないことだけで動き始める。
トイレを向き、階段を下りる。ルームメイトはトイレを使っていないと祈る。おしっこすると綺麗な使えそうなトイレを見つけられない悪夢から解放されると感じる。トイレでのことが済んだら、二度寝しようかなと考える。まだちょっと眠たい。しかし喉が乾いてる。そしてお腹が空いている。台所に行って水を飲む。今日の朝ごはんは何にしようかな。面倒をかけない旨味があるものがいい。冷凍香から食パンの二枚を取る。トースターに入り、温かくサクサクになることを待つ。窓の外を眺める。外に歩く人はもう昼の休憩をとっているみたい。私の朝が相変わらず遅い。
パチンと食パンがトースターから飛び上がる。冷蔵庫からビーガン肉を取り、パンに乗せる。水とパンの朝ごはんを自分の部屋に持っていく。パソコンの前で食べることにする。動画を見ながら簡単な飯を食べる。そして今日何をするのかを考え、仕事し始める。家からできることばかりだから自由がありすぎるかもしれない。数時間後はやっとシャワーを浴びる。浴びてから今日は本当に始まる。

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