見出し画像

遊戯王デッキ紹介【ユベル】

はじめまして隣音(りんね)というものです。

普段はカジュアル環境を中心に遊戯王をプレイしています。
主に混ぜ物系(コンセプト?オリジナル?)のデッキを作るのが好きでせっかくならネットの海に流しておくかーと思い書いてみました。

初めに

私はユベルデッキは大きく分けて3つのタイプが存在していると考えています。

1.ユベル共通の戦闘ダメージ反射効果を活かすタイプ
2.ユベル-Das Abscheulich Ritterの全体破壊効果を活かすタイプ
3.ユベル-Das Extremer Traurig Drachenの効果ダメージを活かすタイプ

1.の構築を考えるなら竜星の極みサベージコロシアム立ちはだかる強敵
ディメンション・ミラージュなどの攻撃強制カードとのギミックを考える必要があります。

2.の場合は破壊がメリットになる、または破壊されないモンスターと共存させることを考える必要があります。

3.の場合は相手に高攻撃力のモンスターを送り付けるギミック(壊獣、脆刃の剣原始生命態ニビルなど)を考える必要があります。

本記事の構築では2の効果を主軸としたものとなっています

コンセプト

このデッキはユベル-Das Abscheulich Ritterと破壊耐性を持ったモンスターを並べフィールドをコントロールしていくことを目標にしています。
また、ある程度パワーがあるデッキにも対抗できるように妨害や捲り札も多めに採用しています。

レシピ

※サイドは採用候補枠です

画像13

デッキ詳細リンク
(※ニューロンの画像とレシピが異なる場合があります)

初動

上振れでないor先攻の場合を想定したとき、ユベルをフィールドに出すためには相手ターンをまたぐ必要があります。(1ターンで出すこともできますが特に決まった動きはないので省略します)

何故またぐのかについて
・ユベルを先攻で召喚するよりも、返しのターンで出す方が破壊効果や効果ダメージを無駄なく使えるからです

まず1ターン目の動きとして以下のカード1枚から捕食植物ヴェルテ・アナコンダの効果でフェニックスガイの融合召喚を狙います。
すべて一枚初動で枚数は14枚。約82%の確率で初手に来ます。(壺を考慮するともっと上がります)

初動

・七精の解門or暗黒の招来神からのルート
1.暗黒の招来神を召喚し七精の解門をサーチ
2.七精の解門で暗黒の招来神をサーチ
3.暗黒の招来神で転生炎獣アルミラージをリンク召喚
4.七精の解門で手札を捨て暗黒の招来神を蘇生
5.転生炎獣アルミラージと暗黒の招来神で捕食植物ヴェルテ・アナコンダをリンク召喚
6.アナコンダでフュージョンデステニーの効果を使いディアボリックガイとディナイアルガイでフェニックスガイを融合召喚

・ヴァレットトレーサーorクイック・リボルブからのルート
1.ヴァレットトレーサーを召喚しストライカードラゴンをリンク召喚。リボルブートセクターをサーチ
2.ストライカードラゴンの効果で自身を破壊し墓地のトレーサーを回収
3.リボルブートセクターで手札のトレーサーを特殊召喚
4.トレーサーの効果でリボルブートセクターを破壊しデッキからヴァレットを特殊召喚(他に表側のカードがあればそれを優先しても可)
5.2体の効果モンスターで捕食植物ヴェルテ・アナコンダをリンク召喚
6.アナコンダでフュージョンデステニーの効果を使いディアボリックガイとディナイアルガイでフェニックスガイを融合召喚

上記の初動が通り自分のターンが回ってきたら以下の手順でユベルをフィールドに特殊召喚します。

1.墓地のディアボリックガイの効果でデッキから同名を特殊召喚
2.墓地のディナイアルガイの効果で自己蘇生し除外されているディアボリックガイをデッキトップへ(ここは状況次第で使わなくても可)
3.闇属性のモンスター2体でユニオンキャリアーをリンク召喚
4.ユニオンキャリアーで闇属性のモンスターにユベルを装備(状況次第では第二形態でも可)
5.フェニックスガイでユベルを破壊しユベルの効果で次の形態を特殊召喚
(※もしフェニックスガイがいなければディアボリックガイ等に装備)
ユベルを破壊するのはヴァレットトレーサーでも可。この場合魔王龍ベエルゼの召喚が狙えます。

これで盤面の完成となります。
大体の場合以下のようになっていることが多いです。
状況によってはユベル第二形態は第三形態の場合もあります。

他に展開カード無し

画像5

ヴァレットトレーサーが闇のチューナーなので破壊耐性のある魔王龍ベエルゼを立てるパターン

画像5

破壊耐性が付いたエルドリッチが立つパターン

画像5


サブギミック

サブギミックとしてエルドリッチを出張させました。
このテーマから採用したカードは以下の5枚

エルド


このテーマの主な採用理由は以下の要因です

・破壊以外の除去手段が乏しい
・ユベル第二形態の破壊効果に巻き込まれない
・黄金卿、エルドリクシルカードによる継戦能力の向上
・七精の解門の永続魔法回収効果とのシナジー
・メインデッキで戦えるギミックのためEXデッキの依存度の改善

特にEXの依存度の低下の恩恵は大きく、手札事故が起こりやすいユベルデッキにおいて金満で謙虚な壺が採用できたのは大きいです。
エルドリクシルの魔法カードは初動のアナコンダやフュージョンデステニーの制約との相性が悪いため不採用となりました。

汎用カード

汎用カードは環境レベルのデッキにも対抗ができるもので、先手後手両方において強く使えるものを中心にユベルと相性の良いもの、デッキのギミック的に足りない妨害を採用しました。

キャプチャ

画像8

破壊耐性持ちのモンスターに対してユベル第二形態の破壊効果を通しやすくなるため採用しました。
特に一滴は手札で腐っているカードや黄金卿カードをコストにすれば無駄がなく使えます。ユベルの進化形態は墓地からも特殊召喚できるので素引きのケアにもなります。

画像9

画像12

墓地で発動するモンスターや手札誘発、同種族で固めたデッキが多いため採用しました。天龍雪獄は条件があるもののこのデッキにない対象を取らない除外ができます。墓穴の指名者を減らしてこちらを優先してもよいかなと感じています。

画像11

初動を止められた時のリカバリー、フェニックスガイの蘇生効果が不発の時、EXから出たモンスターの再利用、相手の墓地へのメタとして採用しました。しかし戦線復帰やリビングデットの呼び声の方が強く使える場面もあるので検討中です。

画像12

後攻時に無限泡影や禁じられた一滴を引き込みやすくするため。
また手札を捨てることが多いのでその補填。
このデッキはミッドレンジに属するので展開系デッキへの抑止。
無くてもよいです。

(余談)ヴァレルロードRドラゴンの使用感

画像13

墓地に落とすor召喚する手間をかける割にはユベルデッキの初動に貢献しないため採用を見送りました。手札のユベルを破壊できるのは魅力ですがユニオンキャリアーから装備した方が早く、そもそもユベルが手札にいる時点でディスアドなのであまりメリットになっていないと感じました。
しかし、儀式の下準備に対応していること、メインデッキに入ることやヴァレットを多く採用する構築だったり、融合ギミック周りが禁止制限に引っかかった場合は重要なカードになると思います。


あとがき

ユベルが高確率で召喚でき、ユベルがしっかりフィールドで活躍することが多く、対戦相手の反応も良いため非常に使いやすく楽しいデッキになりました。

また私はユベルが表紙のパックPHANTOM DARKNESSから遊戯王を始めたので非常に思い入れのあるカードで、ユベルデッキはどの形態を軸にするかで構築が変わり個性が出やすく非常にデッキを作る楽しみを与えてくれるカードだと思います。
本記事の構築もまだまだ発展途上にあるのでこれからどうなるか楽しみです。

初投稿なので伝わりにくい箇所などがあると思いますが、今後も気に入ったデッキができたら投稿したいと思っています。

ここまで読んでくださりありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?