雨ね あしたきっと雨ね 散歩で会わないね 知ってたきのうからそんな 気がしていたの 鼻がそう、言うんだもの っていう目配せなの わかったみたいなので今日 シッポふらないで行くけどでも やっぱりふっちゃう
丸花壇を時計回りにジニア ニチニチソウ、ジャスミン、マリーゴールド 背にして午後3時、向かいの 窓にゆらゆら猫に吠え午後6時にアゲラタム
スイカの林立したの ゆらゆらと赤の匂いから カーテンをよけた風の 真っ青な空と しかと混ざりあっているひとり
坂の裾にたつ家には犬がいて たいていの10時には 道のナナメで体を横にしている 柿の木の濃い影のはしをあたまにだけかぶり 自分のしりの暑いのを ひとごとのように焼いていて ちょっと通りかかった人に見つかると 何でもなさそうに起き上がる そう見せかけて居るだけ #私の作品紹介 #詩 #poetry