土屋先生
小学4年生のとき、多目的ホールで学年集会があった。とにかく暇すぎて、おじさん先生が話の途中に「えー」っていう回数を数えてたら怒られた。配られた紙に正の字を書いているのを担任に後ろから見つかって、バレて怒られた。実は 周りに座ってる女の子男の子4人くらいと共謀して数えてて、「集会が終わったら何回だったか答え合わせしようね」って言って必死に数えてた。後ろから担任に肩を叩かれて廊下に連行された
いや 今廊下に連行するくらいなら後で呼び出せばいいのにと思いながらも結構長い時間怒られた。おかげで退屈な話を聞かずに済んだことは不幸中の幸いで、とはいえ不幸な状況ではあった。怒られているのだから
紙に書かれた正の字を指して「これはなんですか」と聞かれた私は、咄嗟に「自分があくびをした回数を書いてました」とか言った気がする。意味わかんな。だって既に13回分ぐらいカウントしていたから。人間 数十分でそんなにあくびが出るわけない。正の字3つ目に突入している紙を見ながら、うわーこの嘘は通じないなーーと思っていたとき 隣に立ってた同級生が自白してくれて、それに乗って、事なきを得た。全然得てないね
その怒ってきた先生は土屋先生という確か28歳くらいの女性だった。土屋先生はかわいかった。茶髪ロングでいつもポニーテール、お肌がツヤツヤで完全に自分を分かりきっているイエベ春だった⬅️急な美容垢
でも 男の子にだけ贔屓するって噂があって、当時の私はそれを信じていた。小学生の先生が 小学生相手にバリバリ男尊女卑ってありえる? 本当だったらすごすぎる。あの噂、なんだったんだろ。可愛い人が嫉妬されるっていうのは年齢関係ないんだよな〜 土屋先生は当時私が好きだった男の子にも優しくしてたし、まあ僻んでたんだと思う
僻みの感情っていつ備わったんだろうか。そしていつの間に消えたのだろうか
例えば わたしは中学生時代、どうして私は乃木坂46のあの子よりかわいいのに乃木坂46に入れていないんだろう とか思ってたな。やば。るーが本当に乃木坂46に入っていたらどうなってたんだろう。バレて困る過去がない点では向いているけれど、選抜に選ばれなかったら病みブログとか書いちゃいそう。で、それを運営に消されて怒られてのイタチごっこ。もっと選抜が遠のく行動をするな
話は脱線しましたが、僻みってかわいいかもしれないよね。僻みって無謀。無謀に対して無謀だと分かっている上で諦められないって辛いけど、きっとその当時は無謀だなんて思っていなかった
ちなみに今の私は土屋先生のことをちゃんとかわいいと言えているし、それを心から思っている。土屋先生とわたしの持つかわいいは違うしどっちもかわいい。って思えてる自分に酔っている感じはあるけども、思い込みで解決できるならそれに越したことはない
心にある絡まった糸を解くためには、どこが嫌なのか 何に対して自分は怒り狂っているかってそこらへんを究明すれば 簡単な数本の糸になると思う。いいこと言ってる感じだけど自分でもよくわかってないな
いや私ね 最近、絡まった糸を解くゲームにハマってるんだよね。関係ないけど。URL貼っときます
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あ、
土屋先生は かっこいい体育の先生と結婚して退職したよ