【仮想通貨FX】もっとトレードを楽にしたいのでRCI3にもアラートを付けたらもっと楽になった話
結構簡単にできた割にはそこそこ便利なので紹介します。今回作ったものは、重要局面(大きい買い、売りが発生しそうな状況)に入りそうなときにアラートを鳴らすというものです。
今回は完全にここで売買というシグナルではないですが、BitMEXでもbitFlyerでも使えます。もしかするとBinanceもいけるかもしれません。また、発動した場合の確度は結構高い気がします。
今回はRCI3Linesというインジケータがあるので、それを改造してみました。完成形としてはこんな感じです。
ちょっと見づらいですが、赤青緑3本の線が一番上の点線(+80)で推移すると買われすぎなので売る、赤青緑一番下の点線(-80)で推移すると売られすぎなので買う、という感じです。このあたりはよしナックルさんのnoteを読むとわかりやすいです。
とはいえ、全部の線が厳密に80以上, -80以下になることはあんまりないのと、そもそもそのタイミングでアラートがなっても他のシグナルで見れないので不便ということで、+60 または -60 でアラートを鳴らすようにしました。アラートのでるタイミングを説明すると、
・3本のRCIがすべて+60以上に入った瞬間(オレンジの十字)
・+60以上で推移していた3本のRCIのうち1つ(ほぼ赤の線)が+60以下になった瞬間(赤の十字)
・3本のRCIがすべて-60以下に入った瞬間(ライムの十字)
・-60以下で推移していた3本のRCIのうち1つ(ほぼ赤の線)が-60以上になった瞬間(緑の十字)
イメージとしては、他の作業をしているときに+60以上に集まってきた場合は、アラートを出して売りを意識し始めて、他のチャートを見て売れそうかどうか判断し、売れそうなら全部がほぼ+80くらいになって下降し始めたところで売る、という感じになると思います。
あとおまけというかこれも大事なのですが、転換線(青)と基準線(緑)のゴールデンクロス(緑の丸)と、デッドクロス(赤の丸)も出すようにしています。他のインジケータも併用したほうがいいですが、RCI低めのゴールデンクロスで買い、RCI高めのデッドクロスで売り、がそこそこ精度高いです。
また、以前の80%overのストラテジーはbitMEXのXBTUSD5分足限定という制約がありましたが、こちらは利確損切のタイミングはある意味人力なので、より長い時間足(5分足、15分足、30分足、1時間足、...)で見ても行けます。
15分足の例
30分足の例
「RCI低めのゴールデンクロスで買い、RCI高めのデッドクロスで売り」と「RCI3本とも-80以下で買い、RCI3本とも80以上で売り」がわりと機能しているというのがわかると思います。
あと、これはぶっちゃけ厳密な理由はよくわからないのですが、「緑の十字で買い、赤の十字で売り」が結構機能している気がします。そのあと、赤線が戻ってきて、反転しそうになったら利確します。しかもこの時点でアラートが出るのでかなりわかりやすいです。アラート(メール、音声、Push通知)のイメージはこんな感じです。(文言はちょっと違います。)
今回はbitFlyerなどBitMEX以外の取引所でも使えるアラートになっているので、bitFlyerにアカウントがあればちょっとTradingViewの設定をすればすぐに使えます。ただ、coincheckやzaifにはそもそもTradingViewが対応していなかった気がするので、bitFlyerやBitMEXにアカウントが無い方は作りましょう。
また、TradingViewにアカウントを持っていない方はこのあと使うのでこちらも作っておきましょう。
さて、それではソースコードとアラートの設定方法をしていきます。
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