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虹コン武道館に行った

※ただの自分語りですので、ご了承の上自己責任でお読みください。

オタクです。

4月17日に日本武道館で開催された、虹のコンキスタドールの公演『虹のコンキスタドール ワンマンLIVE Over the RAINBOW ~なんたってアイドルなんですっ!!~』に参加してきた。

理由は単純。

推しのアイドル卒業前、最後のステージになるから。

元々、私は根本凪さんのオタクであるが、でんぱ組.incのオタクであって、虹のコンキスタドールのオタクではない。それはまあ、私が自分と向き合って出した結論であって、そこに関しては何の言い訳もせずにやっていこうと決めて、実際に何も言わずに貫き通してきたことなので、特に何も言うことはない(それはそれとしてかわいいとは思ってるし曲は好きで買ってるし推しのことは好き)。

2022年1月11日に推しの卒業が発表され、同時に4月の武道館公演が推しの虹のコンキスタドールへの在籍時としては最後の公演になると聞かされたとき、そして推しの口から、「アイドルとしての集大成が武道館にある」と言われてしまったときは、でんぱ組.incとしての区切りが用意されていないことの方が悲しくて、正直それ以外のことは何も考えられなかった。

私にとってのだいすきなアイドルの根本凪は、私にとっては、でんぱ組.incの根本凪だったから、その姿をずっと追いかけたかった私の心は、どこに持っていけばいいんだろう。

ずっとそんなことをぐるぐるぐるぐる考えていた。

でも、推しにそんなことを言われてしまったら、推しのアイドルとしての最後(の幻覚)を見送ることを求められてしまったら、推しの涙を見てしまったら、観に行かないという選択肢をとることは、その当時の私にはできなかった。だから2日目のチケを握った。

でんぱ組.incの根本凪に対する未練は、整理できないままで。

推しのアイドルとしての最後のお誕生日に、推しが少しだけ武道館公演に参加すると発表されたとき。
武道館公演のグッズに、「卒業記念グッズ」が大量に用意されているのを見たとき。
1日目を観に行ったでんぱ組.incのメンバーが、観に行った旨のツイートを、当たり障りなく推しに触れすぎずにしているのを見たとき。

勝手にめちゃくちゃしんどかった。

これはタイミングの問題で、たまたま武道館公演のタイミングが合って、たまたま推しの体調が快方に向かっているタイミングであって、そしてでんぱ組.incには、そのタイミングが合わなかった。そんなことは痛いほど分かっていた。推しもそう言ってくれていたし、推しのグループに対する気持ちに差異があるなんて疑っていない。

しかしながら事実として、虹のコンキスタドールには用意されていたものが、でんぱ組.incにはなかった。でんぱ組.incの根本凪さんを大切にしたいと思ってもらえていないみたいで本当に悔しかったし辛かった。同じじゃないのに、同じだと思って消化しろと言われているみたいで辛かった。

これほどまでに、理性と感情が別のところで動いているものなんだと実感することなんて、これまでもこれからもきっとないんだろう。

観に行ったら絶対にしんどい。観に行く前からこんなにしんどいんだから、十中八九これ以上にしんどくなるに決まってる。

でも、それ以上に、どんな形であっても、私の愛したステージの上の根本凪さんに会いたいという気持ちの方が勝ってしまった。

どれだけTwitterで泣き言をぶつけても、どうにもならないし、機会は与えられるわけでもない。

推しの言うことは、絶対!なので、それに水を差すようなことを考える自分がいること自体がとても嫌だ。

どっちをとってもしんどくなる究極の天秤だったけど、正直に言って、観に行かずに会えなかったと後悔する方が、私にとってはしんどいんだろうと思った。

kkkkkkkkkkカ~~~~~~~~~~~ttttttttttttttッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ダメオタク~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

いや冷静に考えて、年端もいかない赤ちゃん(もふくちゃん談)みたいな頃から在籍して一時はマネジメントどない?みたいな状況に追い込まれたみたいな状況にもあってメンバー何人も辞めてしまってそんな中でも7年在籍し続けて後半3年でんぱと兼任して昼は対バン夜は単独寝る前にはいつもダンス練習のルーティンみたいな生活して絶対に絶対に忙しくて俺なら早々とダウンしてまうこんなんみたいなところを踏ん張り続けて、でもいつもグループのためにメンバーのためにオタクのために自分のためにって言い続けてきた子なんだから、虹のコンキスタドールに対しての思い入れなんて地球よりデカいに決まってんだよ、7年ってもうそれはアイドルマスターSideMを私が7年続けてるのと同じ(同じにするな)なわけだから、それだけの思い入れがあって当然なんだよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

と、まあ開演5秒前までこんなことをず~~~~~~~~~っと考えてた。

でも開演1秒後、「やるっきゃない!2018」のイントロ聴こえた瞬間、楽しすぎて全部忘れた(?)。

「限りなく冒険に近いサマー」とか「キミは無邪気な夏の女王」とか、マジで現場ほぼ一回も行ったことないのに親の声より聴いた感覚した。実家?

特に「キミは無邪気な夏の女王」の落ちサビの推しの歌割りを継いだ石原愛梨沙さんの歌と覇気が良すぎて、そこからずttttっと石原さんを双眼鏡で定点してたしオレンジバルログしてた。

「レトルト~華麗なる愛~」からのセンステフォーメーションも、なかなか普段やってるような箱では見られない綺麗さでドルオタ的にはとても・興奮した。

マックス推し曲「真夜中のテレフォン」のイントロが聴こえてきたときにはさすがに横転した。

「戦場の聖バレンタイン」からの「Luv♡Unbalance」の繋ぎは初心者ならだれもが夢見るやつで感動しちゃった。

「さくら色シャワー」で、ちょっとずつピンク色のペンライトが灯りだして、会場内に桜が咲き乱れていく様子と、それを浴びて笑う的場さんはとても美しかった。

「ずっとサマーで恋してる」のサビ終わり指差し、オタクが広いアリーナからスタンド席の端まで、みんなが自分の推しのことをペンラで指さす光景が息をのむほどきれいだった。

開演5秒前までの自分、ドコ?????????????????

まあそれほどまでに、でんぱ組.incみたいな推しグルを観てるときと虹のコンキスタドールを観てるときの感情って別物だったんだな~~~~ってことだと思うが。

虹のコンキスタドールだ~!本物だ~~!!て感覚で、ライブ本編中はとても楽しかった(「THE☆有頂天サマー!!」を回収できなかったことのみ泣いてる)。

でもやっぱり、推しがアンコールで出てきた瞬間、わたしの全部が推しに吸い込まれて、推しから目が離せなくなってしまったなあ。推しってすごい。
そして涙が止まらなくなった。推しってすごい。

Twitterで下痢を報告する推しも、配信ですぐに初心LOVEを歌い始める推しも、推しのすべてが大好きだけど、やっぱり私が一番好きなのはステージの上で歌って踊ってオタクを救ってる推しだった。

「世界の中心で愛を叫んだサマー」で、センステで仲間に囲まれて、7年間頑張り続けて青春全部ささげた存在たちに囲まれて歌う推しは、本当に輝いていたんだよ・・・

推しを囲むペンライトの色はミントグリーンではなくて緑で、それを見たときにまた、ああミントグリーンで推しを見送ることはできないんだなあ・・・とか悲しくなりましたけど(ダメオタクッ・・・)・・・

でも、推しの愛したアイドルグループ・虹のコンキスタドールが初めて立った武道館で、虹のコンキスタドール所属の推しが、推しの愛した人々に囲まれて、大きな花束を持って、笑って、またここで会おうってメッセージを掲げて・・・そんな瞬間を目の当たりにできたことは、根本凪さんを推してきた身として、本当に本当に幸せな体験だったと、心底感じている。

美しすぎて、幸せすぎて、でんぱ組.incのオタクの心を死ぬほど複雑にさせてしまうほど、武道館に虹のコンキスタドール14人の中の1人として立つ根本凪さんは、最高の根本凪さんだったよ・・・

そして推しの愛した虹のコンキスタドールというグループは、間違いなくこの武道館を通過点にしていけるんだろうなと勝手に感じた。ここで終わってやらないという覚悟が、推しの有無関係なく見えてよかった。複雑オタクにとっては、結果として複雑なステージになっちゃったけど、それが一番大切なことなので。

だから後は・・・推しのTwittterのbio欄に書かれた『でんぱ組.inc(@dempagumi)ミントグリーン/ねもぺろ』の記載をゆったり愛でて・・・推しのアイドルとしての最後の作品たちを見守ることに専念して・・・成仏の道を探そう・・・・・・

とか思ってたら

ええ?????????????????????????????

なので、私はまだもう少しだけ

アイドル・でんぱ組.incの根本凪さんに

夢を見ます・・・・・・・・・


*参考記事*


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