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偏差値と就活

「わたしの大学の偏差値は〇〇だから、△くらいの企業が妥当かな」

日本に根強く残る偏差値教育。。

幸か不幸か、その影響を大きく受けている人はたくさんいます。


企業を1つの指標で見ることはできませんが、仮に

大手企業=偏差値が高い

中小企業=偏差値が低い

とシンプルに考えたとしましょう。


小中高大学の偏差値と、企業の偏差値の大きな違いは「数年後に変動が起こるか否か」です。


東大や京大、早慶といった大学は、いずれも日本トップクラスの偏差値であり、10年後でもこの偏差値ブランドが揺らぐことはありません。

しかし、今「大手」と呼ばれている企業はどうでしょうか。

10年後にも同じ偏差値ブランドをキープし続けている保証はどこにもありません。

これは逆もしかりです。

地方大学が数年後に東大ブランドに勝つことは、まず不可能です。

しかし、ベンチャーやスタートアップ企業が数年後に世界的企業になっている可能性は十分にあります。


これだから働くって面白いです。

時代の波を読むことができれば、大きな成果を手に入れることができます。

「今」の偏差値ブランドだけで企業を選んでしまうのは、全くもってナンセンスです。


就活とは、大海原を行く「船選び」です。

大きく立派な船に見えても、船底から浸水が始まっているかもしれません。

大切なのは「どこに向かっていくのか」と「何をしていくのか」という視点です。


1つの企業で一生働き続ける時代は終わりました。

企業のブランドといった目先の利益にとらわれず、何を学べるのかという長期的な目線をもって悔いのない就活をしてほしいなと思っています。

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