見出し画像

「2歩目:我が日々に遥かな地上絵を」

風邪の症状がやっと収まりつつある。
最近は、メディアの取材やらラジオの生出演やらで大忙し。
ここにきて遂にメジャーデビューへの実感が湧いてきた。
(リリース一週間前まで実感なかったのも変な話だよね)

この「地上絵を描く」も、いろんなところから反響をもらう。
諦めかけた夢にもう一回挑戦してみようと思えたとか、
嫌いな自分を好きになれそうな気がするとか。

第一歩目と、今回の記事では俺の人生の根幹を記したつもりでいるので、
有料というひとつのハードルを作らせてもらった中でも、
こうして価値を見出してもらえること、とても励みになっている。

本が大好きで文学部に入って、
小説家になりたいなんて夢を持ったこともあったけれど、
一冊通して物語を描くのには力不足を感じて、諦めてしまった。

それから一度は文章を書くことからも遠ざかったけれども
こうしていま、みんなに向けて文を書けていることが本当に嬉しい。
俺は、こういうことがしたかったんだな、と思う。

リリースまであと一週間。
やれること全てやり尽くして、メジャーの世界へ踏み出したい。

人事を尽くして天命を待つ、なのだ。


それでは、以下本編。


“君が生きているということが ただもうそれだけで”
—「体温 / LUNKHEAD」


二歩目を踏み出そう。
前回は、「自分を好きでいること」について教えたね。

今回は、俺が音楽を通して、いや人生を通して伝えたいこと第二弾。


「過去はすべて、未来のためにある」ってこと。


何を当たり前のことを言ってるんだ!あほたれ!
って、前回に引き続き思った?

まあまあ、落ち着いて。
またちょっとだけ話を聞いてよ。


というのもさ。
俺は人生において、今のところまだ失敗談の方が多いんだ。


サッカー選手の夢を挫折したり、
中学校でうまくいかなかったり。
高校生では恋の失敗もあるし、
大学生活は、後悔ばかりだ。


聞く人によっては
「何を小さいことを!」って感じかもしれないけれど

当時の俺にとっては、その全部が、悲劇だったよ。


みんなにもあるんじゃないかな。

嫌な思い出や過去に縛られて、前に踏み出すのが怖くなったり、
またあの暗闇に戻っちゃうんじゃないかって、不安になってしまったりすること。


今日はそんな君に、ひとつだけ。俺なりの考えを話すから聞いてほしいんだ。

ここから先は

1,759字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?