目白村だより 38bis(マリリン〜明日の翼〜)
マリリン・モンロー ポスター展でのTOMUYAのインタビュー動画
Heart of Marilyn をテーマにしたライブ,TOMUYA's NIGHTの予約
暑さに負けそうになりながら、なんとか今年の夏を過ごした。
誰もが環境の変化に苦しみながら必死で、適応しようとしていた。
パリオリンピックは、アスリートの身を削る努力を見せられて、大きな励みにはなったが、一方ではまたまた巨大なる欺瞞を見せられることになった。
判定のいい加減さにも改めて呆れたが、何よりも平和の祭典なのに、隣では大戦争中…世界はまさに利権で動いていた。
この夏の私の仕事の一つは、大量の映画資料のポスターとパンフ整理…これらは教材でもあったが、いよいよ整理のタイミングが来ていた。
特にマリリン・モンローのポスター展示は、多くの方に喜んでもいただけた。
丁度、アメリカの大統領選が、大きく動いていてバイデンとトランプとの対抗がハリスとトランプになり、その共和党vs民主党の構図に、マリリンの最後の愛人ロバート・ケネディのJrまでが登場。
笑いの出るほどアメリカの身勝手さは分かりやすい。
移民で構成された人種のるつぼは、もう少し広げれば世界そのものになる。その意味でもマリリンが70年前に訴え続けた(世界の平和)は、リアリティが褪せない。
彼女が新婚旅行で日本に来た時に(金髪の水爆)というキャチコピーが使われていたのを思い出す。水爆の様に強力という意味だったのだが、くしくも彼女が日本から帰国してすぐ1954年3月1日アメリカは水爆実験を行った。 あの時の第五福竜丸他の被爆を忘れてはならない。
彼女の来日前であったら(金髪の水爆)というキャッチは使われることはなかったであろう。
今一つ解らなかった彼女が何故時代を超えるのか?
…それも最近、自分の中では解決している。
それは彼女そのものがアメリカのカオスだからだ。
彼女はいまも、ジェームス・ディーン、マイケル・ジャクソンも追いつかぬ程色濃く現代のテーマを抱えている。
マリリンは、小説をキンドルにアップし、ポスター展もしたことで、この夏の私の柱となった。
区切りの意味でも9月26日のLIVEでは、マリリンを歌おうと思っている。単純に考えれば、マリリン映画の主題歌を歌うというラインもありだが
そう簡単にはゆかない。
私はここ数年のマリリンとの時間で得た、彼女とは?の答えを主軸にしてみたい。
そうして、改めて11月からのベルリンとパリの展示&公演に向かって行こう。
☆LIVEのお知らせ☆