見出し画像

構図(コンポジション)について考える。


2020/06/22 -23

はじめに

どうも!げんざぶろうと申します!

はい!

げんざぶろうと申します!


構図(コンポジション)について考える。

今回の授業では構図(コンポジション)について考えました。

まず構図で気をつける点はこの3つ!

面積比
書き込み
視線の流れ

イラストにおいては「伝えたいことは何か」を考え、構図を決めていくことが必要なようです。

この課題の頭では簡単なレイアウトからどのような印象を受けるか。先生が提示してくださった画像をもとに、その画像から受けるイメージは何かみんなで考えました。

composition1

画像1

みなさんはこのレイアウトから何をイメージしますか?

1〜11まであるのでよろしければ考えてみてください。
私が考えたものは最後にお見せします。


composition2 - 3

画像2


composition4

画像3


composition5-1, 5-2

画像4


composition5-3(6)

画像5


composition7

画像6


composition8-9-10-11

画像7


これから私がこの画像からイメージしたものを書いていこうと思います。


私が感じたイメージ

講義ノートをそのままコピーペーストしたので、
多少見にくかったり、日本語がおかしかったりますが、その時に感じたものを大事にしたいので編集せずに置きます。



1/シチェーション
・堅苦しい感じ。
・面接のような堅苦しい空間に
 落ち着いた人が4人いる。
・待機中って感じがする。
・街路樹にも見える
 道路に規則的に整列されている木々。

2/シチェーション
・細胞が分裂したようなイメージ
 動きがちょっと加わった。
・大きな木に3人の子供が集まっているよう
 に見える。中央の子が1人遅れてやってき
 た。
・秩序がある。プラス動き

3/前2つと比べて、
・もっと動きが加わった。
・玉が発射された感じ
・大きな緑色が小さな丸を追ってるように見
 える。
・丸を四角で囲った時に、大きな丸が小さく3つの丸は広がっている。

4/3と比べる
・2人が並んで座って、日の明かりをぼーっ
 と眺めている感じ。
・黒いっぽい丸がゴミ箱とか無機物に見える
 (彩度明度共に低いため)
・私は明るい緑色に目がいく。
・緑色の境界がすごくはっきりと映っている
・太陽に見えた理由が輪郭がぼやぼやしているように見えるから?
・奥行きが出たと思う。

5-1/4と比べる
・1人の人間に見える。
・新聞を読んでる?
・今までは個々に別れていた物体が、
 合わさって1つのオブジェクトになってい
 るように見え
・手前と奥の間系が生まれた
・1人語りをしているイメージがある。

5-2/5-1とイメージを比べる
     4と5-2連作だとすると..?

5-2は悲しんでいる人に見える。
大きな明るい緑の丸が手前に来ているので、
肩が上がってる。首が下がって見える。
落ち込んでいる人に、2つの手が背中を叩こうと、勇気付けようとしているイメージ。

支え合う

6/別のシチュエーションに見える


8/表情や色、顔の大きさを見て、
赤い顔は憤慨しているイメージで、
濃い緑は怒られてる

面積比と色と視線の流れ
書き込みという形によって感情の限定化がされているように見える。


・惹きつける
・遠ざかる


人の顔色を感じ取ることができる。
「ヒトの目、驚異の進化」ヒトの色覚がどういう風に変化していったのか。

9/危険度が増しましになったイメージ
夜に散歩してたら、不良(不良よりやばそう)に絡まれているように見える。

濃い赤と緑の顔が重なっているところから、胸ぐらを掴んでいるように見えて、濃い緑はそれを見て体温がぐっと下がっているように見える。

10/
面積=階級のイメージがある。
(背景が気品のある赤に見えることも含め)

赤い大きな顔が上司とかすごくお偉いさんで、2つの水色の顔が

濃い青が必死に何かを訴えようとしているけれど、聞く耳を持ってくれなくて嘆いている。
水色の2人に掴まれて、真ん中の人だけ傾きがあるので、左に連行されているイメージがある。


11/

聖書の一箇所に見えた

受胎告知に見える。その場にヨハネがいるのは変だけど。
背景の色と大きな顔と色の大差がない。
人ならざるもの

黄色が授けられた=神々しさ。
         命を授けられた。


課題1

そして今回の課題はこちら

画像8



まず、この課題をするにあたり、心がけたことは

考え込ませるような作品にしないように
ダイレクトにイメージが伝わるようにしたことです。




1.大声

スクリーンショット 2020-06-23 15.31.31


大声は、合唱をイメージしています。
大きな声を表現するには、小さな声を表現した方がわかりやすいと思ったので、
周囲に小さなものを置きました。

2.プレッシャー

スクリーンショット 2020-06-23 15.42.56

プレッシャーを感じる瞬間は、「集団から見つめられているとき」と「1人の権力者が見つめているとき」なのでそういう構図にしました。
またプレッシャーを感じている時は心に気持ち悪い、モヤモヤした感じがあるので、それを色で表現しました。


3.仲間はずれ

スクリーンショット 2020-06-23 15.49.39

仲間はずれは説明的すぎたなと思います。
心の中の気持ちまで表現しようとしているので、違うな〜と。
顔があるのでもっと色と表情で伝えられる構図があったはず。
他の人の作品で、仲間はずれにされている方が笑顔で、
している方が困った顔の作品がありました。
凄く心理をついていると思いました。
仲間はずれは、外されたものが感じているものと考えがちですが、
その場合この構図はおかしく感じるんですよね。
自分がそう感じた場合は集団から自分が遠のく形で行動で現れると思うのです。
ですが仲間はずれって、はずしているものがいてこそ起こる現象で、
大抵、外している側の人間は、その人に対して不快感を持っていると思うんです。
なのでもしかしたら私が考えていた表情とは逆になるなと。今では思います。

この言葉にこんなに考えたことなかったです。
何れにせよ仲間はずれはよくない!!


4.仲良し

スクリーンショット 2020-06-23 15.50.38

ペアルックの仲良しフレンズって感じです。
四角の背景自体を体に見立ています。真ん中に四角を配置することにより、
まるでハイタッチしている風に見せています。
頭を相手に傾けているのは、相手を信頼している証拠です。
顔を同系色にしなかった理由は、同じ色にしてしまうと双子感が出るなと思ったからです。「仲良し」って、「そうではなかった関係」があったからこそ仲良し
の言葉が生きているのではないかなと思います。
なのであえて違う色を置きました。


5.抱擁

スクリーンショット 2020-06-23 15.50.55

これも図形を体に見立てています。抱擁を考えた時にまずはじめに思いついたのが
「子供をなぐさめる母」のイメージです。
それから身を寄せ合っている構図を模索しこのようになりました。


6.対立

スクリーンショット 2020-06-23 15.51.17

真ん中に三角形を置いて2つのグループに分けて対立をイメージしました。
みんな怒り顔です。紫色は強い意思をイメージして置いています。


7.行進

スクリーンショット 2020-06-23 15.51.31

行進は小学校の時の団体行動をイメージしました。
色を後ろに向かって濃くすることによって、奥行きや、行進している感を出しています。


8.マナー違反

スクリーンショット 2020-06-23 15.51.43

黄色+黒色=注意をイメージしています。
黒を置くと強すぎてしまうので、黄色っぽくしました。
マナー違反をした人が青ざめています。


9.気になる

スクリーンショット 2020-06-23 16.01.15

四角のボックスは壁を表していますが、視線誘導のためにも使用しています。
青系の色を使用すると、どうしてもネガティブだったり、仲間はずれの印象を抱いてしまうので、明るい色を置きました。



10.決心

スクリーンショット 2020-06-24 9.35.42

背景の色と顔の色にメリハリを持たせることで、意思の強さを表しました。
赤すぎても怒っているように見えるし、青すぎても別の印象を抱いてしまうので、「意思を決定」する程度の力強さを考えるのが難しかったです。
黄色い四角は拳をイメージしています。



まとめ


今回、ひと目見て絵の内容がわかるように考えたつもりでしたが、意外と伝わらないことがわかりました。いろんな人のいろんなアイデアがあって面白かったです。

アイデアは自分の経験から結びつかれるもの」という意味を理解した瞬間でした。人によっては見聞きした政治の話を絡ませたり、体験談から抽出したりと
様々な方法でアイデアを形にしていましたが、どれも斬新だなと思います。

そう考えてみると、グラフィックデザイナーって凄い方々だなと思います。
ロゴマークのデザインなどシンプルにすればするほど伝わりにくくなってしまうので、そこをいかにして色や構図を持って解決するのかがカギになるんだな。と感じました。

私の作品は「深読みしてね!」と考えさせるような絵ばかりなので、一度、一目見て状況がわかる絵を考えて見たいと思いました。アートもそういう考えが必要ですね。


では、今回はここまで。
次のノートでまたお会いしましょ!





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?