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10月13日

はじめに

久しぶりのnoteの投稿でちょっと緊張しています。
どうも、げんざぶろうと申しますー。

10月に入り、対面講義が始まりましたので、noteでの授業まとめ記事を再開していきます。自分のためにね!

〜10/13までの講義内容

10月6日:ネイチャーゲーム
10月12日:ネイチャーハンティング
10月13日:印刷、ディスカッション


10月6日:ネイチャーゲーム

ネイチャーゲームは、アメリカのナチュラリスト、ジョセフコーネル氏が1979年に著書『Sharing Nature With Children』の中で発表された。
自然体験を通して、人間の感覚を活性化させ学びと喜びを得ることを目的とした考え。

“ ネイチャーゲームとは”.公益社団法人日本シェアリングネイチャー協会
https://www.naturegame.or.jp/know/3minutes(2020-10-18閲覧)


第1回目の講義は心と自然を体験する3種類のネイチャーゲームをしました。

・ミクロハイク
虫眼鏡を使ってミクロ世界を楽しむ

・盗賊と狩人
目隠しをした盗賊から、狩人が宝物を奪い返すゲーム。
盗賊の足元に宝物が置かれており、狩人は物音を立てないようにこっそりその宝物に近寄ります。狩人がその宝物に触れることができれば狩人が勝利し、盗賊に居場所を指摘されると失敗。

・まぎれもの(名前がわからないので適当に名付けました)
2mほどのロープ置き、端から端までいくつの人工物がまぎれているか探すゲーム。

感想

自然を意識するだけでものすごい数の情報が飛び込んでくるので凄く楽しかったです。普段パソコンばかり触っているので、1つの情報をいろんな検索を駆使して見つけ出さないといけないですが、自然は少し覗いただけで向こうからいろんな情報が飛び込んでくるので、どんどん引き込まれていく感じが面白かったです。
デジタルでは意識が散漫して集中力が長続きしませんが、自然はいつまでもそうしていられるので、先生の言葉で気づかされましたが、自分たちも自然の一部なんだと当たり前なことを思い出しました。どうりでパソコンに疲れたり喧嘩するわけだ。

マイクロハイクでは木の木目を時間が許す限り眺め続けたのですが、何層にもなる木の繊維が、海の満ち引きのようにおしたり引いたり、渦を巻いているのが不思議で仕方がなかったです。その一本の流れの中で、そこを避けるかのように一度枝分かれしてまた交差している部分があって、どうしてこの穴を避けたんだろうと考えるだけで何故だか愛おしい気持ちになりました。ブラックホールのようにどんどん意識が吸い込まれていくのでちょっと恐ろしいです。
私たちは私たち(人間)の情報に踊らされてばかりですが、足元にはもっと深い情報が詰まっていると考えると息が詰まりそうになります。自分たちって本当にカスッカスなんだなあ。


10月12日:ネイチャーハンティング

10月12日はネイチャーハンティングをしました。
校内に生えている植物などの自然物を、剪定鋏で切り取って、白いチップボードに配置し写真に収めるという内容でした。

撮った写真はその後配布されたテンプレートに写真を当てはめて1枚のポスターにしました。
私が製作したポスターは以下の2枚です。

ポスター1

スクリーンショット 2020-10-18 21.05.46

ポスター2

スクリーンショット 2020-10-18 21.05.59


私は何かを見るときにまず形を着目するんだな〜という自分の気づきがありました。心をざわつかせるような奇妙なものは不思議と目を奪われてしまいます。
...なので1枚目の色味も良いですが、2枚目の作品の方が好きですね。
ただ合評の時に上下に並べて気が付いたのですが、私のレイアウトの仕方にも法則性が見えてくるような気がして、新たな一面、癖を発見したと思います。
まだ感覚的なものなので言葉化できていないですが。

また背面の色の違いや影の濃さで時間帯などの環境の違いが出ていて、そのグラデーションも遠くから見つめると面白いです。

他の方の作品を見てみると自然の切り口がそれぞれ違っていて、同じ素材を用いているのにここまで雰囲気が変わるのかと思うほど魅力的でした。
壁一面にそれぞれが集めてきた植物たちが着飾られていましたが、それ以上に
数千、数万...もの美が普段生活している場所に落ちていることを知り、アイデアが思い浮かばないとわめいていた自分が情けなく思います。


私たちが普段過ごしている世界と自然の世界とを切り離して考えがちで、自然をどこか遠い存在であったり、地味で平凡だと身勝手に考えていたのですが、もっともっと身近で手に取れる距離にあることやそれらが尊い存在であること。
そして自然とアートとの関係性をほんのり垣間見た日でした。

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