Tom Swan

2019年から房総で古民家暮らし。家と庭を直しつつ、農地の整備をはじめました。 プロ…

Tom Swan

2019年から房総で古民家暮らし。家と庭を直しつつ、農地の整備をはじめました。 プログラマー時々デザイナー。リブライズの中の人。東京・下北沢のOpenSource Cafe (コワーキングスペース) はコロナで休業中です。 a.k.a. Tsutomu Kawamura

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    房総半島の奥地で暮らすための色々を、都会育ちの視点で綴ります。移住を考えている友人と、家族に残すノウハウ集として。

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お隣の土地を譲り受ける - 1軒目

「隣の土地は借金してでも買うべし」と言うけれど、田舎暮らしだとどうなんだろう。土地はまとまっていた方が高くなるとか、形が良いと買い手が付きやすい、みたいな話はどれも「売れる前提」なので当てはまらない。でも、田舎だからこその、不動産を引き受けるメリットは確かにある。 今回、(本当にたまたま) 立て続けに隣地を2軒購入することになり、その面白さと難しさを垣間見た。2度あることは3度あるとも言うので、その経緯を書き残しておこうと思う。要約するなら、 というお話。まずは1軒目の顛

    • 免許なし? 田舎でもクルマに乗らない方法

      田舎で「クルマの免許ないんです」と告げると、すごく残念な生き物を見たみたいな顔をされる。続いて心配されるけど、ありがとう、大丈夫。 「だって、どこにも遊びに行けないでしょう?」 ――いえ、庭も田んぼも山も、色々揃っているし、もともと出不精で。 「そうは言っても、お買い物不便じゃない?」 ――生協が来てくれますからね。直販所いつも助かっています。 「何かあったら病院だって」 ――送迎バスに鉄道、タクシーも来てくれますよ。 なかなか納得はしてもらえない――実際のところは、

      • 草刈りの方法と機材、使い分け

        「田舎の草刈りが大変で」というのは帰省話の定番だけど、都会暮らしの身には正直ピンとこない。少なくとも僕はそうだった。でも、実際に田舎に行くと、炊事洗濯に匹敵するウェイトの家事がでんと追加されることが分かる。延々と生えてくる緑の波を押し返し続けないと、家が森に埋もれてしまう。 草との戦いにヒノキの棒では心もとない。この記事では、身近なものから、大掛かりなところまで武器を並べてみるので、その上で、これからの戦いに備えられればと思う。 武器のあれこれ登場する主な武器を、まずはカ

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