見出し画像

【RX 富田 駿】2021.12.11ウィンターサイクルマラソンinそでがうら4Hエンデューロ

【リザルト】

22位/65人中

【レース前】

初めての4時間エンデューロ。
チームからはまこっちさんが同じカテゴリで出走し、
他カテゴリにもチーム員が5名出走。

同じカテゴリには湾岸の選手数名、内房の古谷さん、VC福岡の武井さん、OPNで留目くんや右京の選手など強い選手がたくさん。このカテゴリに出ようと思ったのはチームの先輩の「4時間でしか見れないことがある」という一言があったから。自分よりずっと強い選手ばかりだけど、このカテゴリでできる限り良いリザルトを目指す。そしてその中で強い選手達の走りを学びたい。

補給はいつもより多めに持つ。ボトルは750mlと950mlの2本でACTIVIKEのグランフォンドウォーター。別でジェルは5つ。
途中でトイレ…とならないように効果があるのはわかっているがカフェインの入っているものは控えた。
タイヤはgp5000 28c 路面はほぼドライだが、試走時は一部だけウェット。gp5000ならそれほど気をつけなくても大丈夫そうな程度。(これはすぐに乾いた。)
空気圧は前後6.0bar

【レース】

スタートは先頭に並ぶ。スタートはマトリックスが先頭で牽引してくれるので、なるべく前めでそこにつけるように意識して走る。100kmも同じ集団だったのでかなり大きな集団。

ちらっとサイコンを見た時に最初の1時間は平均時速44km/hほどでかなり速いペースだったが序盤は先頭付近も落ち着かない雰囲気だった。

途中からマトリックス、ワンガン数名、まこっちさんが一列になっているのが見える。自分もあそこに行くつもりで走っていたがポジションを保てなかった。集団が1列になるころにはペースが速くてポジションも上げられず、集団中盤でキツいインターバルになんとか耐えるだけ。

1時間過ぎでマトリックスの選手1人が一周引き切った後トレインから外れるのが見える。招待選手が全員引き切った後に集団のペースが落ち着いた。

その後は集団の前方から中盤で走る。前に「自分の必要なスペースをハンドル幅に」と教わったことを意識して集団の中の空いているスペースに入っていくと、徐々に前方に上がれていた。これは脚使わずに上がれるので楽だ。

2時間ほどで一度脚が攣りかけたので950mlの方を飲みきり、ジェルも半分食べた。なんとか回復。
途中で4時間カテゴリの選手が100kmの選手を前方に出していた。これが当たり前のようにできる人がどれくらいいるんだろう。自分もこういうことができるようになりたい。

100km選手を前に行かせて少し落ち着いた後は、
散発するアタックに耐える我慢大会。
何度も脚や背中が攣りそうになり、ボトルもジェルも一気に飲み切る。ペースが速くてずっと頭を下げて走っていたため、ダンシングを使っていなかったと気づき、登りや立ち上がりで使って疲労を分散させる。

それでもあと30分のところで広い範囲で脚が攣ってしまい、集団から遅れてしまう。切れた後に気が緩んだのか両脚と腰が攣り、痛みがあったので少しゆっくりめな集団に混ぜてもらい数周走る。たった数周だったけどリスキーな人がいたので、すぐに抜けて後方からきた大きめな集団最後尾に着いた。

さっきほどではないけどかなりハイペースで大きな集団。ラスト20分はこの集団の後ろについて走らせて貰った。そうして走っていると4時間カテゴリの先頭集団と自分がいる集団が混ざってしまう。4時間カテゴリの周回遅れ選手もたくさんいたので気がつかなかったが、自分が混ざっていたのは2時間カテゴリの先頭集団だったよう。

最後は2時間、4時間どちらのレースの邪魔にならぬように半周ほど残して集団から離れる。周回遅れが最後にもがいても邪魔になってしまう。

ただ集団から離れた後に知らない選手が「後ろについて」と引こうとしてくれたので、最後着いて走らせてもらった。追いつかなかったが集団に戻そうとしてくれていたのかもしれない。気持ちがすごく嬉しかった。ありがとうございます。

最終コーナーで大きな落車があったようだった。倒れている選手をバッと見て、チームメイトがいないことを確認。まこっちさんが残っていたはずなので一瞬まさかと思ったが無事だった。
そして3位。調子が悪いはずなのに3位はさすがでした。

自身は先頭から1周遅れでゴール。22位だった。

【反省】

走ってみて初めてチームの先輩の言いたかった事がわかった。たぶんまだ気付けていないことはたくさんあるのだと思う。それでも一回のレースでたくさんのことを学べた。

最後の我慢大会。あそこで戦えるようになるために、
上手く走って余力を残さなくてはいけない。
ポジション、コーナー、補給、フォーム、他選手とのやりとりなどそのために考えないといけないことがたくさんある。

今回、「いつか一緒に走れるようになりたい」と思っていた先輩と同じカテゴリ、同じ集団で走れたことが嬉しかった。
ただ、湾岸の選手がチームで戦っているのに、自分はRXとして何もできず集団に着いていくので精一杯。最後まで残れる脚もスキルもなかった。
同じカテゴリで走るだけではなくて、チームの結果に結びつく走りができるようになりたい。
また練習頑張ります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?