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【富田駿】 2021/4/25 富士チャレンジ200 ソロ100km男子 午前の部 37位

目標

・先頭集団に残ること
今の自分の脚力ではレースを作るような走りはできないので、とにかく脚を使わずに先頭集団に最後まで残る。無駄な脚は使わずにできる限り前方で位置を保つ。

レース前

3日前から脂質を抑えてその分炭水化物を多めに摂る。
前日に水だけで4ℓ。水は多めにとり過ぎるくらいがいいらしい。
調子が悪いと感じていたので今週はほとんど練習せずに疲労を抜いた。チーム員のアベさんのところで治療をしてもらい、そのままフィードバック通りの場所を毎日ケアした。

他のチーム員の皆さんが使っているのを見て、Velotozeのシューズカバーを付けてみる。空気抵抗の軽減になるらしい。
ただエアロソックスがすっぽり被さってしまった。二つとも使う必要はないのかと思ったら、西山さんと高岡さんが短いタイプのシューズカバーにエアロソックスを合わせていた。こうやって使うのか。。
ゼッケンを貼る時はクシャクシャにした方が身体にフィットするという話をこの前聞いて試してみる。なるべく下の方に付けた方が空気抵抗が少ないらしい。とりあえず何でもやってみる。両面テープと安全ピンで固定。
補給食はジェルなどは持たず、ボトルに入れてしまう。パラチノース50gにマグオン1つのポカリスエット割のボトルを2本。(ジェルを別で持つより飲む時に気を使わずに摂れて良かった。)
試走はアップも込みでゆっくり1周。コースで滑りやすいポイントはないか確認する。強度はあまり考えずにとにかくコースを見た。
西山さんにイナーメのアップオイルを借りた。冬のレースやヒルクライム用にCX用とウィンターオイルは使っていたけれどこれは初めて。良かったので帰りの車で購入。
整列は西山さんと先頭に並んだ。
西山さんに事前に注意するべき選手を聞いた。
特に井上さん(マグロさん)と鳥倉必勝さんは強い。

レース内容

4.5kmを22周回。2分ちょっとの上りで高強度のインターバルがかかるのでそこを我慢。逆に他の場所は脚を使わないようにして最後まで残れるように。
スタートは他のカテゴリも合わせて700人近いという話を聞いた。序盤は特に集団の中でも前方をキープするように走る。下りでブレーキをするのではなくそのままドラフティングを外れてでも前の方へ。改めてVENGE速いなと思う。ただ、集団のペース次第ではブレーキしてでもドラフティングした方が良いなと思う時もあった。(ペースが上がって縦に伸びきっている時)ケースバイケースなんだなと思う。また下り終えて短い登りに入るところで集団が縦に縮まる傾向にあったので、そこも前に上がれた。50番手くらいからでも先頭まで脚を使わずにいける。この前のレースでチーム員の遠藤さんの真似をして得たヒントがすごく役立った。

ただ登りはキツい。序盤はダンシングばかりでこなしていたら太ももの前側に疲労を感じたので前半シッティング、後半ダンシングという形で使い分けた。シッティングが下手だからダンシングばかりに頼りたくなるのかなと思う。ただハムスピで体幹を使う練習を始めてから2〜3時間のエンデューロで脚を攣らなくなった。下手なままの自覚はあるけれど、意識だけでも変わるのかなと思う。

全体を通してチーム員の西山さんは常に前方キープ。ヤマケンさんも前方にいた。
何度か青いジャージの人が集団からスルスルッと抜けていこうとしたが、二人とも絶対に行かせなかった。そういえば見たことのあるジャージ。この人が井上さんだった。マークする、されるというのはこんな感じなのか。

5周回毎の周回賞を狙って確実にペースが上がり、そこから逃げができる可能性もあると西山さんに聞いていた。サイコンでラップ数を見ながら5の倍数の時には必ず前方にいるようにした。前にいて良かった。ペースが上がった時の辛さが後ろにいる時と全然違う。
前半の5,10周くらいまでは先頭20人くらいにSBCの選手が7~8人はいたのでここで取りに行くのは難しそうだなぁと思っていたら西山さんがサッと取っていた。すごい。

周回を重ねてラスト1周入った時点で集団は大きいまま。
最初の下りを終えた後の短い登りで位置を上げた。
スプリント、、絡めるかはわからないけれど今できる範囲でなるべく前方へ。
と前に上がろう上がろうとしているうちに4〜5人が抜け出している。
SBC、井上さんがいた。
周りを見ると追うぞという感じではなかった。
最後の登りは出し切るつもりで登ったが、あまり脚も残っておらずに集団の中盤くらいまで位置を落とす。最後は巻き込まれないよう周りを見ながらゴール。
結果37/480位。目標だった先頭集団でのゴールはできた。

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反省・学んだこと

・最後まで残ることができ、前よりも脚を使わずに集団前方へ上がれた。
・注意すべき選手は見ておく。(見える位置で走れるようになる)
・もっと持久力やインターバルに耐えられるような力をつけること
・ペースが上がるポイントやタイミングを知っておくと少し楽に走れる。

今回で言えば最後の最後。他のレースならどこでそれが来るかわからないけれど、レースに勝つのなら勝負できる位置にいなければいけないんだと思った。
自分にはまだその位置にいられる力がないので、走る力をつけるのはもちろん、レースの経験を積んで学んでいきたい。

チーム員の走りや助言がすごく力になり、参考になる。毎回勉強になってレースを走ることが楽しい。今回も西山さんのアドバイスがなければ、周回賞のタイミングで脚をもっと削られて残れていなかったかもしれない。ありがとうございます。



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