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アラフィフおっさんPJCSに挑む完結編・前編

これを書いているのは7月13日、PJCS4日前です。

後編となる「デッキ構築」や「当日レポ」の前に直前調整に何をしたか?を書いていきます。

目標は「優勝」、最低限がDAY2進出でした。
身の丈を超えた目標のように感じますが、高い目標を掲げて飛ばないと重力に負けて目的地に到達しません。
まぁ、大気圏外に飛ぶわけではないので簡単です(笑)

1.準備編

5月末から環境を理解するため、色んなデッキを作って片っ端から家庭内対戦を毎日してました。毎日です!
主にネットでデッキを探して、相性を実感する日々を過ごしてました。
6月PJCSでは、回していて楽しい「ニンフィアV」を予定していましたが、環境の変化で立ち位置が変わるデッキと位置付けて一旦横に置きます。

この頃は、広い範囲を見ることが出来る「黒馬」と、若干不安定ながらパワーの高い「一撃ゲンガー」を高く評価していました。
しかしながら、外での対戦に恵まれず、その評価に自信は持てず。
また、延期でモチベが途切れてしまいました。

そんなモチベが復活したのが、7月4日のシティジャッジ稼働。
色んなデッキを見て刺激を受けて、練習を再開しました。

2.環境分析

デッキ分布はモチロンですが、それ以上に頭を悩ませたのが先攻/後攻。
Vmax環境は、とにかく先攻が強い!
先にVmax進化して200オーバーダメージでサイドを取られると、それを返すのが至難の業で、デッキ選択&構築の段階で後攻で勝てることを余儀なくされました。

その一方で、先攻にも困った点があります。
相手のスタートポケモンからどんなデッキか?を予測するのが難しいです。
そのため、汎用性の高いポケモンの採用傾向をデッキサイトにて調査しました。次の表です。

スタートポケモン表

採用の高いポケモンは、デデンネGX・クロバットV・連撃メッソンの順。
多くの種類を要するデッキは、3神ザシアン・一撃系・ニンフィアVの順。

有利なマッチでも初めの1ターンの動きを読み間違えると大きな痛手です。
特に複数アタッカーを有するデッキ、例えば、黒馬やMMには重要です。

逆にアタッカーの種類が少なく、システム進化ポケモン(通称置き物)を併用するコンセプトは、読みをそれほど要しないので、先攻1ターン目のプランがシンプルです。
例えば、連撃ウーラオスVとメッソン、マーイーカとテッポウオ。

これを実現するトレーナーズを採用出来る構築が良いデッキと考えました。
その代表格が「冒険家の発見」「レベルボール」「霧の水晶」の3種の神器で、上位デッキを支えてました。

これらから、
1:先攻の動きがシンプル且つ強固なこと
2:スタートするバトルポケモンでデッキが判断しづらいこと
3:後攻でも勝利プランがあること
の3条件が勝利への近道と考えました。

その一方、上記に当てはまらないデッキを候補から全く外した訳ではありません。今回は、準備期間が長いため、複雑なことや難しいことでも挑戦する価値があります。

まず1つ目から。
3種の神器が使いづらい「一撃デッキ」と「ニンフィアV」が評価を下げる一方、2種類を採用出来る「連撃テンタクル」が評価を上げました。

次二つ目、スタートするポケモン。
「黒馬」が評価を下げる一方、「3神ザシアン」「白馬」「ニンフィアV」が評価を上げました。

最後に3つ目、後攻プラン。
難しいところですが、非Vの「連撃テンタクル」「マッドパーティ」や疑似HPの高い「ジュラルドンV」の評価を上げました。

それに加えて、長いポケカ経験から「連戦で疲れないこと」「流行デッキはミラーで勝てる構築なこと」などの大会向きな要素を考慮しました。

これらを総合して、「連撃テンタクル」を第一候補とします。試しに、ポケカの上手な息子に使ってもらって、確率計算を元にしたプレイングが重要と教えてもらいます。
例.レベルボールが先か?コルニが先か?

ある程度回して感触を掴んだので、7月10日に開催された自主大会「一門杯」へ持ち込みました。

3.一門杯での調整

参加者123人と大規模な大会でした。持ち込んだリストはコチラ。

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連撃カラマネロには、「インテレオン型」と「チラチーノ型」の2種類ありますが、プレイングが容易且つリセスタに強い後者としました。
また、黒馬バドレックスの対策として、HP60マーイーカ採用や超エネ3枚としています。

結果は4勝2敗で32位、予選落ち。オポが50%切ってるのでやむなし。
対戦内容は、
・1戦目:後攻勝ち:黒馬マホイップ
・2戦目:後攻・負け:連撃ウーラオス
・3戦目:後攻勝ち:白馬バドレックス
・4戦目:先攻・勝ち:連撃ニンフィアV
・5戦目:先攻・負け:黒馬TAG ※準優勝者
・6戦目:先攻・勝ち:ダイナブラッキー
でした。
5戦目の致命的プレミが痛かったです。
内容面は、2戦目の連撃ウーラオス戦が課題になりました。

とはいえ、プレイング自体も馴染んだので「逃げのデッキ」として確保!

4.ホームZEROでの練習会

一門杯の翌日は、ホームZEROでの練習会へ。

知り合いのこーとサンにお願いして、調整に付き合ってもらいました。
抽選に落ちたのに僕以外のプレーヤーの練習にも付き合ってくれて優しい!

また、最後の1週間は、家庭内練習がメインとなります。そこで、妻と息子にお願いして、トレリで環境の理解をしてもらうことに。
スパーリングパートナーが強くなれば、僕も強くなるという目論見です。

その練習会&トレリを終えた帰りの車内。息子があーだこーだと呟いた後、

「黒馬マホイップに雪道入れた構築、一番強いじゃない!」

と言い出します。竜王戦で見たデッキがそんな感じだったとのこと。
帰宅後、ジムバト仲間のりょーた君が紹介していた「冒険家入り黒馬マホイップ」を参考にして、早速叩き台を作ってみることに。

苦手なムゲンダイナと対戦して、なんとか勝利。

良いデッキなんですが、問題はプレイングが激ムズいこと!

昔からリソース管理やロングプランが得意な息子に比べると、僕のプレイングスキルが追いつきません。残り1週間を切った段階で、練度を上げる時間も限られてます。
自分以外が作ったデッキを回す経験がないことも輪をかけています。

デッキは2択、残り時間は5日。

幸い仕事も平常運転なので、PJCSに集中して過ごしました。






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