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アラフィフおっさんPJCSに挑む〜第9回

ここまでの中間報告。
抽象的なことばかり書いてきたので、少し具体的なことを書いてみます。

イーブイヒーローズより前の有力デッキは、シティリーグの結果から5つを注目してました。そのデッキを作って家庭内対戦して、デッキや相性の理解を深めてました。

1.既存デッキの事前考察と新弾の影響

【黒馬バドレックス】
・事前考察:ダイナ対策にオーロラエネ&ガラルサンダー採用が多数。
青天井ダメージ、TAGTEAMによる理不尽な押し付け、進化前の技やクレセリアが非Vポケモンに有効、などと幅広い戦略があるのが強み。
・新弾後:強化点なし。一撃ゲンガーが辛く、評価を下げる。

【白馬バドレックス】
・事前考察:サポートポケモン(個人的にインテレオンよりチラチーノ推し)が優秀な一方、雪道の刺さり具合で振れ幅の大きいデッキ。先2ダメージ250が強いけど、後攻がツライ。
・新弾後:大きな変化なし

【ムゲンダイナ】
・事前考察:HPと打点の化けもの。
・新弾後:ブラッキーVMax採用が強化。一撃ゲンガーが辛いのですが、2-2-2プランの方がマダ勝ちやすい印象。

【ジュナイパー】
・事前考察:メタにあわせた道具やエネで熟成の域。
・新弾後:大きな変化なし。

【連撃ウーラオス】
・事前考察:現環境で数少ない後攻で戦えるデッキ。インテレオンが優秀。
・新弾後:大きな変化なし。

黒馬/ムゲンダイナ/ウーラオスの3すくみが牽制しあう中、白馬とジュナイパーが割り込んでくる、そんな印象でした。
MM2ブラッキーVなども調査しましたが、上記の延長線上にいるデッキ。
具体例をあげると、連撃ウーラオスのが黒馬の対策をすれば、MM2ブラッキーの対策になる。その逆より効率的なので、黒馬の遠い延長戦にMM2ブラッキーが居ると捉えてます。

同じ弱点相性でも黒馬のダイナ対策となるガラルサンダーは、ゲンガーに通用しないので同じ延長戦にいないと捉える。
弱点だけでなく技やHPの数字、などで同様に検討してました。

そんな頭の分布図で、デッキをふるいにかけてました。

2.新デッキの評価

イーブイヒーローズからは、3つのデッキを検討。

【一撃ゲンガーVMax】
・相手依存ながら2エネ高打点/自力で3エネ高打点と優秀なアタッカー。
ブラッキーVも難なく入るので、相手に高度な駆け引きを要求する。
上述5デッキのいずれにも相性が悪くない。
但し、上述デッキと比較すると安定性が劣る印象で、完成度の高いゲンガーを組めることが出来れば、PJCS候補にしようと考えていた。

【連撃インテレオンVMax】
・打点の低さをターン数で補うデッキ。それ故に大会向き(25分で勝つ&予選9戦ミスなく戦うなど)の構築に仕上げることに苦労しました。
結局、モミ型・シューター型ではそれが実現出来ず、行きついたのは闘うメロン型でした。お蔵入り。

【ニンフィアVMax】
・最終的な候補デッキ、詳しいことは別記事。
周りの事前評価が低く警戒も薄かったことも後押しに。

他のデッキはノーケアでしたが、リーフィアは良いデッキと感じました。

3.とにかく先攻が強い

研究を進めれば進めるほど、先攻が強いことが分かってきます。
後攻はV2体以上並べて、残った方が進化してエネ加速(疑似含む)してアタック出来ないと戦いにならない。

この条件を満たせるのが、
・ムゲンダイナ:後1パワーアクセル、ガラルファイヤー&つけかえ
・黒馬:めいかいのとびら
・白馬:メロン
・連撃ウーラオス:黒帯+連撃エネ
・一撃ゲンガー:あくのほうこう
・連撃インテレオン:連撃エネ
・リーフィアVmax:後1りょくかさいぼう
といった感じ。

エネもアタッカーも残らない後攻3ターン目なんて絶望しかない。
リセットスタンプとかそ~ゆ~問題じゃない。

この時点で非Vデッキも検討し始めますが、時間切れでした。

4.この後の環境推移

新潟中止だけでなくPJCS延期が重なり、答え合わせをすることなく7月の新弾を含めた大会になります。

本来ならば、新潟大会による激しいデッキ淘汰→厳選されたデッキ&ブイズ新弾デッキ、がPJCSの環境。

しかし、シティリーグアディショナルによる緩い淘汰→多くのデッキ&ブイズ弾デッキ&7月新弾デッキ、がPJCSの環境になります。(シティリーグS3が一応ある)

かなり想定するデッキが多くなり難しくなったな。

では、ノシ



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