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2023年7月 M&A仲介銘柄比較

 M&A仲介銘柄は以前から欲しい、と注目していましたが割安感がなく購入をいまだに悩んでいます。
 7/28に上場大手3社の決算発表があったので比較してみます。


銘柄比較

3社とも有利子負債が全くないため、有利子負債倍率は「ー」となっています。

 3社とも利点があり、この企業がベスト!と一概に言えない結果になりました。
・規模:日本M&A
・成長性:ストライク
・割安:M&Aキャピタル
・利回り:日本M&A

 7/28は、日本M&Aが1Q決算、M&Aキャピタルとストライクが3Q決算でしたが、3社とも夜間取引で大きく下げています。
 一番下げていたのは異常に進捗率が悪い日本M&A。その次に下げたのが株主優待を廃止したM&Aキャピタルです。
 M&Aキャピタルは元々、100株保有で3,000円相当のクオカードが貰えていました。今回それを廃止した代わりに1株あたり40円の初配を発表しました。税引き後でも以前より還元が多くなっているので反応しすぎかなと個人的に感じました。
 なお、日本M&Aセンターは100株を1年以上保有で5kgのお米が、ストライクは100株保有で1,000円相当のクオカードが株主優待としていただけます。

株価

日本M&AセンターHD(2127)

出典:株探

M&Aキャピタルパートナーズ(6080)

出典:株探

ストライク(6196)

出典:株探

 3社とも下落トレンド中であることが分かります。

まとめ

 今回はM&A仲介の単一セグメントで事業を展開する大手3社についてまとめました。
 大手は3社とも通期の修正はなかったものの、経常利益の進捗率が悪い結果となりPTSでは大きく株価を落としているので月曜日は買いのチャンスとも考えています。
 下落トレンド中は底打ちを確認してから買うというスタンスなので、個人的にはまだ様子見をするのがベターなのかな…とも。

参考

 昨年上場したM&A総研HD(9552)は3Q時点で経常利益進捗率が89.9%と高進捗を見せており、急成長の様子が伺えます。売上高は80億円の予想と今回紹介した3社と比べたら規模が小さいですが、時価総額は約2,000億円とイケイケですね。

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