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愛宕山で登山デビュー

2022年8月12日 曇り 気温30℃
 山   愛宕山(924m)
入山時刻 09:00
下山時刻 16:00
 ルート 月輪寺〜愛宕山神社〜表参道

ついに待望の登山デビューをした。
山登りというと以前アメリカ・グランドサークル、屋久杉登山をしたことがある程度で本格的に準備して登るのは初めて。
山選びにはじまり、登山ギアを準備することも楽しい経験だった。

登ったのは京都にある愛宕山で標高約924m。
山頂には火伏の愛宕神社があり京都市民に親しまれている。

愛宕山には3つの人気ルートがある。
メジャーなのは表参道ルートだけど、ここは階段地獄とのこと。
また、行きと帰りを違うルートにするのも楽しそう。
ということで往路は月輪寺ルート、復路を表参道ルートにしてピストンではない周回ルートを選んだ。

階段地獄登りはまぬがれたが、月輪寺ルートもそこそこハードだと感じる。
何せ距離が伸びた。
それに、疲れた足で復路の表参道の階段を降りるのは結構足にくる。
結局のところ、登山は行きも帰りもしんどいということなのね。

月輪寺ルートは迷う可能性もあるようで心配していたけれど、標識や赤テープなどの目印もあり道は分かりやすかった。
足元だけでなく、周囲を見渡しながら登るのが大切だと学んだ。

8:40頃、清滝川付近にある青木駐車場に駐車。
登山や川遊びの客が利用する駐車場で、この日は休日料金なので1,200円。
管理人さんに挨拶すると「今日は山頂は曇っていて午後から雨が降るかもしれないので、早めに下山した方がいい」と教えてくれた。

登山道入り口付近に簡単な紙の地図が置いてあったので1枚もらった。
歩き始めはなだらかな道が続く。
すぐ下を流れる川のせせらぎに涼しさを感じ、足取りも会話も軽やか。

ようやくのぼり口に到着。
ここから月輪寺まで結構長かった印象で、まちがっても決して2mではない。
もしかして、ここからのぼり口までが2mってこと?

えんえん続く坂道に気が遠くなりそう。
途中、何人もの登山客に追い抜かされたが、全然気にならない。
自分のペースを守って登ることが大事、だそうだ。
でも数歩進んでは休憩で、つくづく体力のなさを実感。

やっとの思いで月輪寺にたどり着く。
お寺のそばには土産物屋や協力金ボックスもある。
平らな道がつづき少しホッとできた。

ここから愛宕山の山頂まではまだ遠く、自分を励ましながら再び登る。

キレイ色のトカゲ

山にはさまざまな動植物がいて、珍しいものに遭遇することもある。
また、蜂が寄ってきて、おちおち休めず悩まされたりもした。

後で調べたら、蜂は黒いものに反応するようで着ていたシャツが原因のよう。
次からは服装の色にも気をつけなくては。

奥にある階段をのぼると愛宕山神社

そうこうして、ついに山頂に到着。
月輪寺から山頂までは大幅に時間がおしたが最後まで登りきれた。
山頂付近は涼しくて心地よく、新鮮な木々の香りに疲れも癒される。

山頂で食べると美味しさが3割増しになる


山頂には小屋やベンチがあり、到着した人たちが休憩している。
コバエのような虫がたくさんいて気になったが、夏だから仕方がない。
次からは虫除けスプレーを持参しよう。

愛宕山は火を祀る神社があり火気厳禁の場所がある。
場所によってはOKかもしれないが、分からないので今回は火を使わずスパムむすびを持参。
それにしても外で食べると美味しさが増すのはなぜだろう。

「15〜16時くらいまでに下山する」というルールを本で学んでいたので、昼食後は写真を撮り、トイレを済ませ下山する。
下りはひたすら階段が続くが登りより断然楽。
ただ、途中から生理現象との我慢比べがきつかったけど。
ちなみにトイレは山頂にしかない。

シカのしーちゃん

すれ違う人と挨拶を交わしたり道を譲ったり。
シカとの素敵な出会いもあった。

16時に下山完了。
山頂よりも下山時の方が達成感を感じた。
安心感かもしれない。

そんなこんなの登山デビューでは、2日間疲労と筋肉痛が残ったけれど、自然の恵みに癒されたせいかまたすぐ登山したい気持ちになった。
登山トレーニングをはじめようと思う。






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