僕はadhdっぽい

そういう診断を受けた訳ではないけど僕はadhdっぽいらしい。
この前、有吉反省会というテレビ番組の僕が出演した回が放送された時に

このようなツイートが沢山ありました。
僕的にはこの反応は割と予想通りで、やっぱ俺ってadhdっぽいよなーって改めて思ったくらいでした。

物心ついた頃から物忘れとかが友達とかと比べて異常に多くて「俺って物忘れ多いよなー」みたいにある程度自覚していましたがそこまで困ってもいませんでした。周りの大人からはそれを直すよう言われたりそれを直すための方法を教えてもらったりしてたんですけど全く改善されなかったので「別に直さなくてもよくね?」みたいに開き直っていました。忘れ物をしたところで誰かに借りればいいし案外なくても困らないものが多かったりないからこそ得られる経験もあったりしてそこまでデメリットにも感じていませんでした。

そんな感じでそこまで気にすることなく成長していきました。そしていつの頃だか忘れましたがadhdという一種の障害が社会で認知されていることを知り、その症状を見た時「ほぼ俺やん」ってなりました。

Wikipediaに書かれている症状は以下の通りです。

簡単に気をそらされる、ケアレスミスする、物事を忘れる
ひとつの作業に集中し続けるのが難しい
その作業が楽しくないと、数分後にはすぐに退屈になる

過活動(hyperactive)・衝動性(impulsive)には、以下の症状などがある[21]。

じっと座っていることができない
絶え間なく喋り続ける
黙ってじっとし続けられない
目的なく喋りつづける
他の人を遮って喋る
自分の話す順番を待つことが出来ない

その傾向がそれほど強くないものもこの箇条書きの中にありますが。全てに関して割とわかりみが深いです。

あることを考えてる最中に全く別のことが頭によぎってそれを考え出したりしてしまうから自分が何をどこに置いたのかを覚えてないことが多いし、楽しくないことを続けている時のストレスはかなりのものだし、葬式とか黙って座ることを強制される空間でも雑談や貧乏揺すりをしたくてたまらなくなるし、何の意味もないことを変な理屈こねて喋り続けることもよくあります。

今まで単なる一種の個性と捉えていたんですが、確かによくよく考えれば障害とも言えるな、と思いました。

まぁでも何かを失うことで得られるものってよくあると思っているので障害とも言えるけど特殊能力ともいえるのなと思っています。視覚機能が低いが故に聴覚機能が異常に発達したヒーローがいるみたいにadhdが故に得られる能力もあると思ってます。僕で言えばいわゆる事務能力が異常に低いが故に一般的な多くの仕事が苦手なんですけど、それ故にじゃあ好きなこと仕事にするしかないわ、みたいな考えに簡単に行き着いたところがあると思います。他の多くの人にとってはリスクに感じる選択も僕的には逆にそれくらいしかないから容易に選択出来るみたいなメリットとかあると思います。まぁそれがメリットなのかデメリットなのか、捉え方によりけりだと思いますが。adhdも程度がいろいろあると思うのであまりこういう事言うのもよくないかもしれませんが、僕はadhdっぽくて凄くよかったなって思っています。僕の人生終始割と楽しいし幸せな感じなので。今のところはですけど。

サポート多いと外食しがち。ご馳走さまです!