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ホーリーエンジェモンに超進化「デジモンアドベンチャー:」第45~46話感想

第45話「起動 メタルガルルモン」、第46話「希望の聖剣」の感想です。こないだのエテモン、ペタルドラモンに続いてパラサイモン、セフィロトモンと過去作のキャラが続々と登場してますね。単純なので昔のキャラが出るだけで喜んでしまう。

ガブモンとマッハモンの友情

唐突な「走りたい!」という欲求でマッハモンにスピード勝負を挑むガルルモン。お前そんな走るの好きだったっけ…?こういうエピソードを入れたいなら、これまでの話でそういう描写を入れてなきゃダメでしょと思う。確かにほかのパートナーデジモンと比べて走るのには適しているけど。医者をめざす丈がガブモンを手当てしているのはよかった。

パラサイモンに寄生されたマッハモンを助けるため、ワーガルルモンはメタルガルルモンに究極進化。今回もヤマト自身の成長というよりは、ガブモンとマッハモンの友情にフォーカスされてましたね。話の流れとしてはまあまあよかったんだけど、やっぱり今作は子供たちの成長というよりはデジモンの成長で進化するって感じなんですかね。無印を踏襲して子供たちのほうに焦点が当たってるパターンもあるけど、脚本によって方向性が真逆なのがなあ。後述するホーリーエンジェモンはちゃんとタケルのおかげで進化してるよね。

なんだかんだ文句言っても、やっぱりメタルガルルモンはかっこいいですね。ウォーグレイモン同様、進化シーンの作画はかなりよかったです。完全体まではアグモン・ガブモン以外の進化バンクは省略されてるけど、究極進化だけはそのほかのデジモンも気合い入れた作画でお願いしたい。

マッハモンの声優は02のブラックウォーグレイモンだし、パラサイモンはテイマーズの劇場版に登場したデジモン。過去作を思い出す回だった。

エンジェモンの影 デビモン

46話ではようやく本筋の話が進みましたね。ファーガから派遣されたセフィロトモンが太一たち4組を体内に取り込んで、今まで戦ったデジモンたちのデータを使って襲うというストーリー。フロンティアでセフィロトモンが登場した時とほぼ同じ展開ですね。ちょうどこないだフロンティアをアマプラで観直したばかりなのでタイムリーでした。これで悪の五闘士のビーストスピリットで登場してないのはギガスモンだけなんだけど、どこかで出るのかな。

そして今回セフィロトモンに取り込まれた4組。それぞれのパートナーデジモンの進化系と戦った敵デジモンたちを集めれば、キメラモンとムゲンドラモンが融合したミレニアモンにほぼなるんですよね。スカルグレイモンのデータだけないんだけど、もしかしたらファーガに行くまでにスカルグレイモンへの暗黒進化の可能性もあるかもしれない。

エンジェモンはデビモンと対峙。ほかのデジモンがただのコピーなのに対して、デビモンだけは違う様子。そして戦いのなかで、デビモンはエンジェモンの影が生み出した存在だということが明らかに。だから「古き友」だったのね。実際の戦いではウォーグレイモンが倒したけど、こういうかたちでエンジェモンとデビモンを再戦させるのはいい演出だと思った。

デビモンの言葉で闇落ちしそうになるエンジェモンを見ても希望を失わないタケル。エンジェモンはその力を得てデビモンを消し去り、ホーリーエンジェモンに超進化。無事にセフィロトモンから脱出した。今作は最初からタケルに精神的強さが備わっていることは置いといて、パートナーとデジモン双方の力で超進化できたのはすごくよかった。ホーリーエンジェモンの左手が黒いのってそういうことだったのね。

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