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ミミちゃん節が今作でも炸裂!「デジモンアドベンチャー:」第5・6話感想

本編と全然関係ないですが、デジモン色紙ART全種類コンプしました。昔のデジモンカードみたいな作風でめっちゃかっこいんですよこれが…。
今回は5話「聖なるデジモン」、6話「狙われた王国」の感想です。早い段階で太一たちの役割が明確になってきましたね。テントモンとパルモンも進化して激アツでした。今作のデジモンは子供たちが戦闘中にただ突っ立てるだけじゃなく、一緒に戦っているような描写が多いのがいいですね。挿入歌が違和感なく馴染んでいて、聴くたびにテンション上がる…。

今作では全員究極体に?

謎の声に呼ばれて神殿らしきところにたどり着いた太一たち。そこで明らかになったのは、デジモンの進化の仕組みと子供たちの役目、光と闇の対立構図。これは過去作と変わらないですね。5話終盤でデビモンが映ったので、最初のボスはデビモンで間違いなさそうです。あと、初めて「選ばれし子供たち」っていうワードが出ましたね。ちょっとテンション上がりました。
そして聖なるデジモンとともに戦った6体のデジモンの影…。明らかにウォーグレイモン、メタルガルルモン、ヘラクルカブテリモン、ホウオウモン、ロゼモン、ヴァイクモンだった。そして彼らを見たアグモンとピヨモンの涙が印象的でしたね…。当時の記憶が残っているのかな。(02劇場版とtri.は別として、)無印ではアグモンとガブモンしか究極体になれなかったけど、今作ではほかのパートナーデジモンも究極体になれそうですね。これは楽しみ。あと、アグモンがオメガモンになったときの記憶がないみたいな描写があったけど、あれはやっぱり特別扱い、イレギュラーな進化だったのかも。
もう1つ気になったのは、パタモンとテイルモンの扱い。上記の6体とはちがって、パタモンの究極体のセラフィモンと、テイルモンの究極体のオファニモン(02劇場版とtri.ではホーリードラモンだったけど)は聖なるデジモンのなかに含まれてましたよね。02のときにチンロンモンが「光」と「希望」はほかの紋章とは性質が異なるという話をしていたけど、今作でもほかのパートナーデジモンとは役割が違うようです。謎の声も太一たちに「クラウド大陸」に向かって「光」と「希望」の聖なるデジモンに会うようにと言っているし、この2体が物語で重要な役目を持っているとみてよさそうです。なんにせよヒカリとタケルの出番はまだ来ないみたい。
また、5話は大きなファンサービスがありましたね。この謎の声の声優は風間勇刀さんと前田愛さん。それぞれ初代デジモンアドベンチャーのヤマト、ミミ役でした。こういう演出は粋ですね。今後も過去作の声優がゲストで出たりするのかな~。

テントモンと光子郎のいちゃつき具合が半端ない

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5話は太一たちの役割が明かされるとともに、テントモンと光子郎にスポットが当たった話でしたね。ホエーモンに飲み込まれてもおびえず現状分析に打ち込む光子郎…。胆が据わってます。
ティロモンたちに襲撃されたときは、サウンドバードモンが音波を出してティロモンを操っていることを見抜きました。自分たちが標的だとわかってホエーモンから離れるやさしさもよきです。カブテリモンへの進化シーンも昆虫っぽさがむき出しになっててよかった。ところで、太一役の声優さんもつぶやいてたけど、なんでてんとう虫がカブトムシに進化するんだ…。子供のころは疑問持たなかったけど。
そしてテントモンと光子郎いちゃつきすぎでしょ…。ティロモンに襲われたとき「わいは…光子郎はんのこと…」って愛の告白でも始まるのかと思ったよ。戦闘が終わった後もツンデレ的な掛け合いをしていたし、何を見せられているんだ…。

ミミちゃんの傍若無人っぷりは健在

6話はついにミミちゃんとパルモン初登場。今作では子供たちの声優は総入れ替えなわけだけど、ミミちゃんは前作の前田愛さんの雰囲気を残してて個人的にはすんなり入っていい感じだった。
そしてその傍若無人っぷりは健在。タネモンたちを従えて王国を築き、「女王様」として君臨。挙句の果てにパルモンは執事呼ばわりですよ…。太一と空も家来にしちゃった。無印でもゲコモン、オタマモンを率いていたし、この辺は無印オマージュかな。
と思いきや、パルモンやタネモンを思いやる優しい一面も見せ、ただのわがまま娘じゃないことがわかって一安心。本当は心の優しいいい子なんですよ。ただ無印のときはそのよさが視聴者にわかるまで結構時間が空いた気がする。今作ではミミの純真さが最初から表れていて、印象がよくなってました。
あと変わった点といえば、ミミの家庭環境ですね。光子郎が見せた映像に偶然ミミのおじいちゃんが映っていて、なんと太刀川重工という会社の会長さんとのこと。無印ではそもそもおじいちゃんは出てきてなくて、ラブラブな両親しか登場しませんでしたが、今回はいいとこのお嬢様っていう設定が強くなっていますね。そしてそのおじいちゃんはかなりの善人っぽい感じで、停電が広がる東京で病院の支援に動いていました。このおじいちゃんからミミの性格がつながらないのだけど、やっぱり両親の影響が強いのか…。あと、光子郎がこの太刀川重工の商品(スマホかタブレットだったかも?)を使っていたので、早くミミと対面してほしい。

トゲモンの格闘スキル高すぎ問題

6話の対決は、オーガモンが率いるタスクモン軍団とコアドラモン、ドリモゲモン。タスクモンとコアドラモンはグレイモン・バードラモンが倒すけど、パルモンはミミをかばってオーガモンが乗ったドリモゲモンにやられ、早速瀕死状態…。この消えかけの描写が出るのは初めてですね。デジモンがデータであることを改めて認識させられる演出。
しかし、パルモンとの出会いを振り返り、決してパルモンを見捨てようとしないミミの純真さで、パルモンはトゲモンに進化して窮地を脱する。進化シーンで花びらが舞っていたのがよかった。
それにしてもトゲモン格闘スキル高すぎでしょ…。進化した途端にドリモゲモンをタコ殴りですよ。最後の「ココナッツアッパー」はシビれた…(前こんな技あったっけ?)。スカッとするシーンですよね。
最後にパルモンを抱きしめるときに帽子が取れたのを見て、無印最終回を連想した人は少なくないよね!頭の中でButte-fly流れた…。

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余談だけど、オーガモンはなんで片言なんですかね…?言葉遣いが無印と違い過ぎて、声優が同じ人なのエンディングを見るまで気づかなかったよ。グレイモンにツノをもがれてめっちゃ悔しがってたね…。

光子郎の合流はまだ先?

6話では光子郎の分析により、過去作と同じく現実世界とデジタルワールドの時間の流れが違うことが判明しました。デジヴァイスの機能を分析したり、動画をエンコードして太一たちに送ったりできるとかスキル高すぎでしょ…。このような光子郎のブレーン的役割は今後も変わらないと思われ、そうなると太一たちとの合流はまだ先かもしれないですね。4話で空のスマホが使えなくなったという描写があり、おそらくデジタルワールドに行くと光子郎のタブレットも使えなくなるでしょう。少なくとも東京の停電問題が解決するまでは、情報収集ができるネットワーク世界から遠隔で太一たちをサポートし続けるのかも(まあ電子機器の不具合を解決するプログラムを組むぐらい光子郎には余裕でできるという可能性も否めないけど)。
あと気になる点といえば、進化バンクがグレイモンだけでバードラモンはまだないんだよ…。作画が間に合ってないのかな。このままグレイモンだけってことはないと思うけど、はやくほかのデジモンの分も見たい。
次回はいよいよ丈先輩とゴマモンの登場!仲間たちが徐々に増えていく展開いいですよね。タイトル「その男、城戸丈」ですよ…。子供の名前が堂々とタイトルに使われるの初めてだよね。3話のサマーキャンプのときに一瞬セリフがあったけど、今作ではなんかますますやる気がから回ってお笑い役になりそうな予感…。

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