飲食チェーン店を複数経験してみたら ~その五~ file.0943

さて五店舗目。

4店舗目は忙しいがゆえに褒めるなどの肯定作業を行う心の余裕がない状態でした。

が、以前書いた時点から4店舗目は変わり始めました。
それは入社して数年の社員が入れ替わったことで、恐らく意識的に元々相手の良いところに気づくことができる性格のひとなのか、一人いるだけで少しいい雰囲気に変わり始めました。


話を戻して4店舗目は少し離れた場所にある地域的には一種の聖地のようなところ。
私はそこへ”ヘルプ”という人が足りないところを補う人という形で働き始めました。

ここでの特徴は多国籍のアルバイトがいる。3店舗目とはまた別ジャンルにあたる負の客層。

全ての客がこうである!ということではないのですが、この辺はのちにかいていきます。

組織環境

まず、職場の環境は3店舗目と同じような表裏一体。
陰口が目立つ印象。それも一部のメンバーはとても仲が良いイメージがあり、初めての人間は浮いた感じがしていしまいますね。

そしてもう一つは多国籍であるがために言葉の壁があり、文化の壁があり、伝達が難しいという環境。

またお局のような新しい風を拒むかのようなリーダー的存在も見られた。

実際に働いてみると、やはり初めは警戒もあり気を遣ってくれる。
勿論私が希望してヘルプ先を求めもこれが理由のひとつ。

ひとつの組織に依存しすぎると好きな仕事も好きではなくなってしまい、一人の人間に頼りすぎたらその依存から離れることが難しくなる。

飲食店のアルバイトは週4日で、平日2日は4店舗目・休日2日は5店舗目。前回にも書いたようにこのように分けることで依存するというリスクを推定したリスク分散。

そして、上下関係はやはりここも人を育てるという分野ではあまり良くない。むしろ悪い方だ。

3店舗目のような感情が先にでてしまっているイメージ。
それを覆すほどのバイタリティを持つ人間がいないという状況。

忙しさについては、4店舗目は急発進急停止するようなお客さんの回転率に対し、ここは常にお客さんが回転しているためにアイドルタイムといった時間帯は私が働いている時はあまり見られない。

客層

客層に関しては、独占欲や趣味の濃い方たちが多いですね。
俗にいう”オタク”というジャンルです。
しかし、初めて気づいたことがあってオタクだからコミュ障という概念はなくなりました。
受け身(聞き手)なだけであり、相手の話を遮ってまで自分のことを自ら話したりはしない、という至って気を遣うことが得意なのではと思いました。

まぁ何かひとつに詳しいことがあればそれがオタクになるとしたら、私も投資系や自己啓発系のジャンルではオタクですね。


とはいえ、そんな客層の何がネガティブな要因なのか?

私の偏見もあるのですが、聞き上手に特化し、なお且つ専門的な分野にいる。
そんな方々からの注文の仕方を聞くと、9割以上が自分が頼みたいモノを言う。
例えば4人がテーブルに座り、A~Dの人が仮に同じ料理を頼むとしても、一人ずつ注文していくのです。

これは意外に店員からすると少し苦手な注文方法なのです。
チェーン店だけあって効率性をかなり重視しているので、1つのテーブルの注文に掛かる時間はなるべく短い方がいいのです。

忙しい時に「結局同じならまとめて注文してほしい」と思う状況が多くなってしまいます。

忙しい余裕がない状況で店員側にとってはイライラのもとになってしまいます。ましてずっとせわしなさが続く店舗なので、新人を育てる時間やお客の対応へそそぐ時間もない。精一杯な点は4店舗目と似ています。

余裕がなくなると理性が感情に偏ってしまいます。
余裕のなさはもしかしたらここが一番なのかと思いました。

そう思うきっかけになったのはつい最近、アルバイトクルー(従業員)と食事にいきました。

受け身耐性高いので、聞かれたことにはほとんど答えてくれます。
ただ、内容がとても過激でした。例えるならこの人意外と金遣いが荒かった、この人ハラスメント系でいつか捕まるのではないか、というくらいのグレーゾーンです。

ストレスのはけ口に対するパターンが少ないようなイメージ。
この人何か疲れているな…と思わせられるような感じ。
また、組織である以上連係プレーが必要とされる仕事でもあります。

まぁ私自身あんまり連携プレーは得意ではないのですが…笑

飲食店なので、満席になればお客さんは待ちますよね、そしてテーブルが空いたら急いで店員が用意します。それを連携しているようで一人でこなしてしまうイメージ。

コアな話、アイコンタクトやボディランゲージで伝達するタイミングがあまりつかめなかったです。私自身の問題もありますが、自分がやったほうが早い、そんな感じなのでしょうか。


かなり疑問点が残る書き方で申し訳ありません。

同じ系列でもこんなに色があるので、自分にとってどんな状態ならこの人間関係・職場環境というリスクを許容できるか。

参考になればいいなと…

私はこのアルバイトをお金がもらえるスポーツジムと思っているので嫌われようが好かれようが、自分にとって許容範囲外のデメリットが増えれば辞めると決めているので、あまりイメージは湧きませんが…
もし、今アルバイトをしている方・定職についている方で環境に困っていたら、一度自分の価値を下げないように考えてみるのもいいかもしれません。

価値を下げないようにって言われても…

時給1000円で自分の時間を売ると考えたとして、時給は良いけどギクシャクしてるから割に合わない、愚痴がよくでてくると思ったらそれは時給1000円だと価値が下がっていく、という感じでしょうか。

思い切って他の仕事を探しているなら面接にいき、貯金があるなら思い切って辞めてみるという方法を実行できるきっかけとなれば幸いです。

自分で働き方改革をしないと、井の中の蛙でおわってしまう…!

優しいだけじゃすり減っていくだけ。もっと他のツールを頼ってみて欲しい。。。

もし、活力あふれてアルバイトでも何か変えられるんじゃないか?と思ったら試してみるのもありかも。

失礼な話、責任はだれがとるのか考えてみたら分かることなので。。。



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