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【15点から始める馬券生活】#オークス 予想

前回の結果

本命のデアリングタクトは6着、対抗のソングラインは5着と惜しい結果になりました。単穴ソダシの1着を覆せるかと言われれば微妙なラインですが、逃げたローザノワールが4着に残るペースでしたし、消耗戦になることを予想したら裏目に出てしまいましたね。

レイパパレがスタート直後に躓くアクシデントが無ければ結果はもう少し変わっていたでしょうけど、彼女は元々マイル適正が低そうな結果に終わってしまいましたし、今後の路線選びでは各馬気になる着順となりました。

今回のオークスは距離適正に疑問が残る馬が多く、非常に難解なレースとなりましたので、予想をどう組み立てるかが重要な一戦となりそうです。ダービーもこれまた難解なので二連勝を飾りたいところですね。

レース展望

桜花賞からオークスに変わる点で重要なポイントは幾つかあります。まず大きいのは距離ですね。桜花賞までの牝馬が出走できる重賞は、全て牡牝混合かマイルの距離までに限定されてしまいます。その為、距離的に未経験の馬が多く、過去の結果的にもマイラーの馬がしれっと入着できるレースが多いです。

netkeiba様から引用した桜花賞とオークスのレース結果を比較してみると、ペースに大きく違いが出ていることが明らかになります。

桜花賞のレース結果
テン(前3F)が3435秒台前半に纏まっている
オークスのレース結果
テンが35秒〜からのレースが多い

基本的にオークスの方がペースが落ち着きやすく、マイルの距離で追走が難しかった馬でもすんなり息を入れやすい展開となるケースが多いです。差し馬が台頭するのは基本的にここに起因していると思われます。

前走差し馬が伸びてこれなかったのは内の馬場が有利で前残りの傾向だったからですね。ペースも淀みなかったですし、逃げ宣言のパーソナルハイがすんなり逃げればペースもある程度は落ち着くと予想されます。ポジションを上手く取って息を入れるタイミングが噛み合えば、差し馬が有利と見て間違い無いでしょう。

使えそうなデータを何個か拾ってきました。スティルインラヴ(2003年)から換算して過去19年での傾向データです。

①桜花賞の上がり3Fが3位以内(12-6-3-39)
・サークルオブライフ(1位)
・ピンハイ(2位)
・スターズオンアース(3位)
・プレサージュリフト(3位)
・ベルクレスタ(3位)
圧倒的なデータです。1位は(6-1-0-10)で更に良いんですが、シーザリオ、ローブデコルテ、ブエナビスタ、ジェンティルドンナ、ハープスター、アーモンドアイ、デアリングタクトと名馬が揃いまくってます。一応去年のサトノレイナスもダービー5着で良いと思うんですが、やはり予想的には3位まで広げるのが理想ですね。

②フローラS勝ち馬(1-4-3-11)
・エリカヴィータ
1着はアパパネと同着のサンテミリオンのみです。堅実に強いデータですね。2着は(0-1-2-15)で意外と頑張ってますが勝ち馬の方が良さそうです。

③忘れな草賞勝ち馬(3-0-1-14)
・アートハウス
過去の勝ち馬が強いので印象に残りやすいですが、ラヴズオンリーユー、エリンコート、ウインマイティーはここ含めて3勝、ミッキークイーンも重賞連対で実力を示しているのが条件っぽいですし、エリカヴィータの方が若干優遇されるべきかなと。

④クイーンC3着以内(3-3-3-26)
・プレサージュリフト(1着)
・スターズオンアース(2着)
・ベルクレスタ(3着)
近年では秋華賞にも強いデータです。まさかの3頭データ被りで期待値は高いです。ちなみにデータ被りは(2-1-1-3)と意外に良いです。

あとは血統データですが、ディープインパクト産駒が(4-5-3-29)と圧倒的です。ゴールドシップ産駒が複勝率100%ですけど、そもそもの出走がユーバーレーベンとウィンマイティーのみであまり信用できないかと。

今回も調教評価を行なっています。桜花賞ではS評価から2頭、6番手評価のスターズオンアースが1着で辛酸を嘗める結果に終わりました。ここは重視したいところです。


予想と見解と買い目

◎スターズオンアース
◯サークルオブライフ
▲ベルクレスタ
△ナミュール
△プレサージュリフト
×パーソナルハイ
×ニシノラブウインク
☆エリカヴィータ
☆アートハウス

これでいきます

サークルオブライフと迷いましたが、ここはデータ的に最も信頼できるスターズオンアースに本命を託すことにします。桜花賞はある程度紛れがあっての勝利でしたが曲がりなりにもGⅠ馬としての自覚が現れてきたのか、馬体や状態を見ても桜花賞時より更に上向いています。抜群に切れる脚こそ無いものの、比較的に高い先行力に馬群を突き破る性分根性は、先団馬群で脚を溜めるのが上手いルメール騎手と非常に手が合うと思いますし、昨年のアカイトリノムスメのような堅実なレースができると感じました。どうしても善戦からのイメージ払拭が難しいですが、三冠も狙えるポテンシャルにあるのは事実です。素直に二冠目のタイトルに期待したいと思います。

対抗は桜花賞上がり最速のサークルオブライフです。阪神JFからオークスで狙いたいとは思っていましたし、血統や馬体を見ても府中の2400mで突き抜けるだけの高いポテンシャルがあるように感じます。出たなりに脚を溜められるタイプではあるものの、マイルの流れに付いて行こうとすれば脚を使って最後で伸びを欠いてしまう面が見受けられます。距離延長はそういった面でプラスに働くと思いますし、今後の中距離路線で活躍できると思いますので、ここは無難に高い評価で抑えに行きます。

スターズオンアースと同じくドゥラメンテ産駒のベルクレスタを今回は三番手にしました。ドゥラメンテ産駒は血統データ的に未知数な部分が多く、実績データを当てにするしか無いですね。クイーンCの成績、桜花賞のラスト3Fを見ても戦えるのは明らかで、デビューから馬体重が地味に減り続けている点だけ気掛かりですが、芯自体は入っていて面白い存在に感じました。元々は先行馬ですし、秋華賞に向いてるなというタイプですので、得意条件の左回りに変わってどこまでやれるかに注目していきたいと思います。

ナミュールとプレサージュリフトは状態的にもう少し評価を上げても良いんですけど、レースの立ち回り的に直線勝負しかないのでこの印です。まだ上3頭は良い位置で勝負できる内容を見せてますので、上げたくても上げられないというのが現状です。どちらも春クラシックでは主役級の実力こそありますが、やはり狙うには馬がまだ若かった可能性は捨てきれないですね。早い流れのマイルを経験したことで、レース内容が良くなるとは思いますが、決め打ちするとなれば有力馬を見れるポジションを取れるかどうかが理想になります。

あとは先行馬から選出しました。ただ残せるかと言われれば4頭挙げて1頭が限界っぽいので評価は低めです。

パーソナルハイは血統データ的に最高のパフォーマンスができますが、逃げ馬の割にはスタートが早くなく、テンに脚を使ってしまう以上終いはジリ脚になってしまう弱点があります。ニシノラブウインクは逆にスタートこそ良いですが、勝負どころで決め手に欠けてしまいます。どちらも比較的に長い距離で結果を残していますので、距離が伸びて結果を残せるとは思いますが、正直惨敗も見えますね。

最後にアートハウスとエリカヴィータです。どちらも能力自体は一線級のポテンシャルがありますが、ペースがかなり遅くないと切れ味を発揮できないタイプになります。桜花賞や2歳GⅠで淀みない流れを経験した上で出走する馬が多数なので、レース内容が引き締まってからワンランク上の力を発揮できるかはやってみないと分からない点があります。どちらもキャリア3戦と浅い為、今回は様子見に近い内容で抑えることにします。エリカヴィータはせめてフェアリーSで不利受けなければもう少し判断できたんですけどね…

買い目は
◎-◯▲△△-印
三連複26点で勝負です。最近点数オーバー多いですけどダービーはかなり絞ったので大きく出られるかなと。

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