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【15点から始める馬券生活】#宝塚記念 予想

前回の結果

本命のソングライン1着、おめでとうございます。

馬券的には迷いましたが結局2列目で決着。何とも言えない感じですが万馬券を拾った分勝ちは勝ちでしょう。これでGⅠは3連続で本命が1着となっており、素晴らしいの一言に尽きますね。春は予想が外れまくって地獄みたいなGⅠ開催でしたが、ここに来て復調機運は嬉しいです。

さて、春のGⅠも中央ではこれが最後です。世代でも上位が集結し、昨年と今年の天皇賞、有馬記念、JCと格式高いレースから引退したコントレイルを除けば連対馬がフル参戦しています。加えて大阪杯の上位陣に別路線組も注目が集まるメンバーに。最後ぐらいビシッと当てて気持ち良く春を終えたいところですね。

レース展望

まず、近年の勝ち馬や馬券内の馬から傾向を拾っていきたいと思います。このレースは2011年アーネストリー以後11年連続で全て京都競馬場で(条件戦も含め)勝ち鞍のある馬が勝利しています。馬券内でいくと2003年ヒシミラクルの年から19年連続で京都競馬場の勝ち鞍のある馬が2頭は馬券内になっています。これはハッキリ言って異常だと感じました。

まずはここからピックアップします。
・デアリングタクト (秋華賞)
・ステイフーリッシュ(京都新聞杯)
・ディープボンド(京都新聞杯)
・パンサラッサ(条件戦)
・キングオブコージ(条件戦)
・アイアンバローズ(条件戦)
・アフリカンゴールド(条件戦)

また、改修により阪神代替開催も含めると
・タイトルホルダー(菊花賞・天皇賞春)
・アフリカンゴールド(京都記念)
・メロディーレーン(条件戦)

既に9頭まで絞られましたが、この中から2頭が馬券的には無難ですね。特に重賞勝ち馬は高い能力を示していますし、菊花賞や天皇賞春は阪神内回りコースを使用する為、タイトルホルダーも適正は高いはず。パンサラッサもGⅠ馬ですし、能力を考えると5頭ぐらいまでは絞れそうです。

また、過去19年で京都競馬場での勝ち鞍が無いものの、宝塚記念で馬券内になった馬を調べてみると
・2005年ゼンノロブロイ(ダービー2着)
・2006年バランスオブゲーム(菊花賞5着)
・2009年ドリームジャーニー(ダービー菊5着)
・2010年ナカヤマフェスタ(ダービー4着)
・2014年ヴィルシーナ(牝馬三冠全2着)
・2015年デニムアンドルビー(オークス3着)
・2016年ドゥラメンテ(二冠)
・2017年ゴールドアクター(菊花賞5着)
・2018年ワーザー(外国産馬)

以上のようになります。つまり、京都競馬場に勝ち鞍が無い馬が馬券内に食い込むには、クラシックでの好走が必要不可欠という傾向が現れています。これに該当する馬は
・エフフォーリア(皐月賞)
・タイトルホルダー(菊花賞)
・ウインマリリン(オークス2着)
・メロディーレーン(菊花賞5着)
怪しいところで
・ギベオン(NHKマイル2着)

この4頭のみです。かなり強気ですが19年連続データは信用してみたいので強気にポタジェやオーソリティ、アリーヴォやヒシイグアスは消していこうと思います。

例年では宝塚記念は阪神開催の8日目で外も伸びますが、今年は4日目と開幕2週目での施行になります。開幕週は内馬場が伸び先行馬が明らかに有利な展開となりました。芝レースの開催数から考えても、外差しがガッツリ決まるとは考えにくく、脚質的に前の馬が有利と見て問題無いと思います。外枠の差し馬は割引が必要だと思いますね。

今回も調教評価を行なっていますので是非ご覧ください。

予想と見解と買い目

◎デアリングタクト
◯ディープボンド
▲タイトルホルダー
△エフフォーリア
△パンサラッサ
×ウインマリリン
×ステイフーリッシュ
☆アフリカンゴールド

これでいきます

まず今回のレースで圧倒的に有利なのがディープボンドです。能力面や状態面は言わずもながなですが、コース形態や脚質を考えても悲願の戴冠のチャンスにあると見て間違いありません。ただ、今回「4強」と言われているであろう4頭はいずれも重賞で直線3番手以内から突き抜けるレースをしています。仮に4頭が全て射程内だとして、決め手がエフフォーリアやデアリングタクトに及ばないと思いました。勿論この2頭は状態面や精神面に不安要素があり、押し切れる可能性の方が比較的に高いとは感じますが、この2頭は出来が8〜9割でも勝ち切っている点から、二番手の評価に落としました。

本命はデアリングタクトです。3歳時のパフォーマンスは圧倒的で、僅かながらではありますが使った分の良化は感じられますし、輸送が無い点を考慮しても、ここで復活する可能性を信じて一番手評価とします。3年連続で牝馬が勝っている点も一応プラス材料ですが、本格化は秋ですね。三冠競争全て三連単1着流しで当ててる身としてはまだまだ良かった頃には及ばない印象です。ただ、メンバー的には十分やれてもという印象なのでここは積極的に狙いたいと思います。

三番手評価にタイトルホルダーです。菊花賞馬が4歳の天皇賞春に勝ち宝塚記念に向かった際の成績は馬券内100%で、内訳はヒシミラクル、ビワハヤヒデ、ディープインパクト、メジロマックイーン、キタサンブラックです。テンの早さから逃げの戦術が取れないとはいえ、これらの名馬と比べても遜色ない実力は出していますし、真価を問われるレースになる側面こそありますが、ここで馬券内を外すような馬には感じないですね。番手から早めにパンサラッサを捉えてロングスパートの勝負ができるようなら1着もあるとは思いますが、ここは五分五分なのであまり迷わず単穴評価です。

パンサラッサは確実に先頭を取れる入りの早さが武器ですね。タイトルホルダーにプレッシャーを掛けられながらのレースになる側面は否めないですが、後続に脚を使わせながら先頭まで持って行ったら距離延長でも侮れない逃げを打てると思います。3着が限界にも感じますが、距離適正というよりは速い上がりが使えない点に弱点があるタイプですので、消耗戦になれば出番も増えてくると思います。勢いも十分ですし、勝ち負けを狙えると思います。

エフフォーリアは状態面に若干の不安が残るものの、能力を考えればやはり1枚上ですね。夏競馬は総じて状態を高い状態に保つのが難しいので地力勝負になれば確実に出番が来ると思います。陣営が苦労している点から本命で攻めるには難しい材料ではありますが、見通しが立つようなレースが出来れば十分上位争いが可能だと思います。

ウインマリリンは阪神開催のエリザベス女王杯で4着で、先着を許した3頭はいずれも名馬ですので、この時のパフォーマンス、日経賞やオールカマーのようなレースができればチャンスはあると思います。近走は脚部不安に輸送が重なり不甲斐ない結果となってしまいましたが、輸送に関しては今回1週前に輸送している点からも不安要素ではないですし、状態も上向いています。GⅠでの実績、重賞の相手関係を考えてもここと比べて全く遜色ないですし、上位争いに期待できます。

ステイフーリッシュは長距離レースで覚醒したものの、日本の中距離レースではまだ一歩足りない印象を受けてしまいます。他に買える馬も居ないので選んでいる側面もありますが勢いがあるのも事実です。前受けして消耗戦になれば高い水準のレースができると思います。

穴でいくとアフリカンゴールドです。京都記念の勝ち馬は過去10年で3頭の勝ち馬を輩出しており相性は高いです。京都の勝ち鞍もあるので高い水準のレースはできそうですし、唯一の同コースで勝ち鞍がある点も評価できると思います。人気以上に好走が見込める1頭に感じました。

オーソリティは1枠が完全に厳しいですね。揉まれると確実にダメなタイプなので右回りより枠が厳しいと判断しました。ポタジェやヒシイグアスは距離です。元々2000mのGⅠでは決め手に欠ける馬です。距離を伸ばしてプラスに働くとは思えないですね。アリーヴォはポタジェやヒシイグアス同様、位置が後ろになる点が厳しいです。先週のマーメイドSでは外を回したスルーセブンシーズが見せ場無く負けたように、差し馬が外を回す展開は嫌いたいところです。インを突こうにも前が揃いましたし難しいレースを強いられるので評価を下げて消していきます。京都競馬場の勝ち鞍が無い点やクラシックでの好走が無い点も、レベルの高いレースの経験値という点から難しい点だと感じました。

買い目は以下の通り、計39点で勝負です。

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