吹奏楽コンクール全国大会ライブ盤に変化が!?

先週10月22日、23日から吹奏楽コンクールの全国大会がスタートしたわけですが、その全国大会の模様を収録したライブCDに今年大きな変化があります。

これまでは

吹奏楽コンクール全国大会のライブ盤の発売は1970年に始まり毎年12月か翌年1月あたりにリリースされています。
それが全てメジャーレーベルから全国一般流通で発売されているという吹奏楽を知らない方からすれば意外と驚かれる点ではないでしょうか。

1970年から1999年まではソニーから。
2000年から2004年まではビクター。
2005年から2021年まではキングレコード。
といった各社から発売されていました。

今年からは

CD不況の波にあおられキングレコードが全国大会CDの制作から撤退し、今年はメジャーレーベルではなく、吹奏楽と合唱の専門レーベルの「ブレーン」からの発売となります。吹奏楽界ではNo.1といってもいい超有名企業ですが、一般的に見ればインディーズの域を出ない。コンクール関係者ではない一般リスナーである私からすれば発売してくれるだけありがたいが、メジャーレーベルから出ているという特別感が無くなるのは残念ではある。

今回はレーベル変更以外に変更点がある。CD-Rでの発売であるということです。保存には向かないのでコンクールCDをライブラリ用として毎年全巻買っている勢には不満が出そうである。たまに数枚購入する私も買ったからには手元に常に置いておきたいので保存に難のある形式での発売は納得できない。金賞団体のみはCDとかならないものか。
それと、CD発売よりも先に音楽配信が既にスタートしている点も新しい試み(各音楽配信サイトからではなく専用ルートでの配信)。CDから配信に移っていくということなのだろうか。

以前からブレーンも並行して全国大会の録音を行っていたので、録音面での心配は無いが、CD-Rの形式が来年以降も続くのかどうか気になる部分。それともCDではなく配信のみになっていくのかもしれない。

CDは全15枚で12月12日発売。ブレーンからは他にDVDとBlu-layの発売もあるのでチェックしていただきたい。


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