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Tour of Antalya(2.1)Stage2

本日はStage2でした。

レースレポートの前に小ネタというか、面白かった話をひとつ

チームの監督がドイツ語しか話さない監督だったらしく、どれくらい話さないかと言うと

チームに長く在籍している選手から

『過去にドイツ語を話せない選手がチームに在籍している時に、監督が英語を話しているのを見たことがない。Tomoには英語で話してるから驚いたよ!』

というレベルだったようです。

なぜか心を開いてくれている(?)監督からの今日の指令は

・最初の登りを30番手くらいで入れ
・レッドゾーンに入れて完全に遅れるな
・降りでリスクを取って落車するな

の3点

コースプロフィールからも分かる通り、40kmほど平坦を走ってからは90km地点まで約50kmほぼ登りっぱなしです。

しかも最初に7km平均7%の一級山岳...

少し体重が落ちてパワーが出ているとはいえ、ヨーロッパのレースはそう甘くないよなぁ〜とビビりながらスタート

そしたらまさかの最初の5km地点でパンク

道が広いのですぐにチームカーに車輪を変えてもらい再出走するも、集団はかなりのハイペース

チームカーを運転している先ほどの監督が、経験豊富なプロフェッショナルなので、かなりキツかったですが、うまく集団に戻ることができました。

最初の40kmの最近速度は49km/h
一度ストップしてから戻るのは少なくとも今の自分には容易では無かったです。

かなり踏んで集団に戻ったと思ったら、登り口に向けて位置取りが激化!

監督に言われた
・30番手くらいで登りに入れ
を実行すべく、前の方へ
正確に何番手かは不明ですが、四列目くらい(前の方)で登りに突入!

はい!キツイ!斜度ありすぎ!
秒でインナーに入れて
・レッドゾーンに入れて完全に遅れるな
を実行開始

イタリアのプロチームのスプリンター、マレツコ含む数名スプリンターとそのアシストが遅れていくのを確認、その後はレッドゾーンに入れないと範囲で全力で登ることに。

パンクからの復帰に脚を使ったので、結構キツイ...が調子は悪く無さそう!と言うことで、ペースで走り続けることに。

登り降りはありますが、約50km、約2時間、レッドゾーンギリギリで走り続けられたと思います。

最初の20分に関しては、385wと脚を使ってしまってからの登りの割には悪くない感じでした。

降りでカッ飛んできた畑中さん含む数名とともに、第二集団?の少し後ろで登りきりました。(心の支えになりました。)

が、しかし天気も悪かったのと、路面が悪すぎて降りが怖かったので

・降りでリスクを取って落車するな

を実行することに

チームカーに抜いて行かれ際に、先ほどの監督(定期)から

『Tomo, Don't worry. a lot of riders are behind you. Don't crash, just finish safe.』

と、またしても英語で言われていたので、降りを安全に降りきって、後ろのグルペットと合流することに。

降り切って平坦に出てから、ラスト15kmくらいでグルペットに吸収されてゴールしました。

リザルトとしては論外ですが、高速でレースが展開しているタイミングでのパンクから復帰して、監督から言われた3つの指示を冷静に思い出しながら走れたのでそれは良かったと思います。

しかし、パンクで無駄足使ってなければ、前の集団くらいではゴールできた気もしなくもないので、そこは悔しいところです。

明日は明日でまたハードそうなので、早めに休んで回復したいと思います!

それでは、また明日!

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