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Tour of Antalya(2.1)Stage4

いよいよやってきました、最終ステージ

コースプロフィールはこんな感じで、昨日走り切ったおかげで何処か楽そうにすら見えるレベル。

しかしながら、今大会最長の180kmかつ、10km地点にいきなり2.4kmの登り(スタートからすぐなので、逃げが決まってない可能性が高く、ほぼほぼえぐい強度になる)があるではないですか。

距離も長いので、ここで大きく遅れたりすると、ゴールまで辿り着ける可能性は...限りなく低くなります。

そもそも異議を唱えたいのが、カテゴライズされている2級山岳以外にも登りあるし、そもそもその二級山岳ですら下から合わせたらもっと長いし

『2級山岳一つかー』で済ませると終わるので、しっかりコースプロフィールと睨めっこしながらチームでミーティングを行います。

スタートして、やはり逃げが決まらないまま最初の登りへ

キツイけど、ギリギリ耐えられる...もうちょっと....と粘っていたらいつの間にか頂上通過

が、ここから少し降って平坦になるのですが、路面が悪すぎるのに爆速なので怖い&キツイ

ちなみに最初の2.5kmの登りでは5分460wとなかなかの強度でした。

その時点で40名ほどの選手がドロップしているとの情報がありましたが、メイン集団からはチームメイトを含む数名が逃げ始めました。

集団は落ち着きはしましたが、ハイウェイを通っていたのでスピードはそこまで落ちずにレースが進みました。

二級山岳に向けて登り始める手前のトンネルに差し掛かった時に、激化すぎた位置取り合戦の影響で、真っ暗なトンネル内で落車発生

止まれたけど、突っ込まれるかもしれない恐怖に怯えました。
光源が全くなく、まじで真っ暗で何も見えなかったので余計に怖かったです。

そして、そのまま登りへ突入

一瞬でバラバラになるも、意外と感触は悪くなく、冷静に周りを見て数名の選手で固まって登ることに。

マレツコとそのアシストが遅れたのを確認していたので、アシストの選手に『マレツコ連れて行くよね?』と聞いてみたら『Yes』と帰ってきたので、その辺りの選手で淡々とのぼりを消化

良いペースだったので、登り切りくらいで一つ前の集団に落ち着き、そこからは大集団でゴールを目指しました。

監督にレース前に
『お前は過去2年間ステージレースDNFが多い、まずは絶対に完走しろ!』
と言われていたので、日に日に調子を上げながら完走できてよかったです。

初日のスプリントに関しても、落車後かつ単騎で挑んだ割には悪くない感触を得られましたし、登りに関して過去一番感触がよかったです。
降りに関しては、明らかな原因があるので、そこを改善するまでです。

スプリントになれば上位に組み込める可能性があっても、ステージレースでチャンスが回ってくる前にDNFしたら意味がないと監督にも言われていた通り、自分のような脚質の選手にとってはStage2-4は良いトレーニングにもなりました。

去年と比べても登りで少しだけ周りを見る余裕があったりと、冬場に取り組んできたことが少なくとも大きな間違いでは無かったかなというところです。

今晩はチームの皆んなとのんびり過ごして、明日の午前中から日本へ向けて帰ります!!!

応援、サポートありがとうございました!

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