見出し画像

お墓参り 次男坊のエピソード

一般的なお盆は8月だが、東京のお盆は一ヶ月早いケースがあり、我が家は7月13日が盆の入りでした。

ちょっと早いが、今日埼玉にあるお墓に一家でお墓参りにでかけた。

そこでのエピソードが面白かったので書いておきたいと思います。

初登場になるが、我が家には次男もいる。

かなりの天然児である。

天然の意味が分からない方もいるかな・・

「まったく思慮深くない・・」の意味である。

気の赴くまま生きている。

そんな次男が先日、少年野球の練習試合でまだ、小学校2年生なのでレギュラーになれる実力もなくずっと、控えなのだが、

緊迫した試合の場面で、つかつか~と監督のところにバットを持っていき。

「僕の代打はまだですか?」

と聞いたことが、チーム全体で「笑い」の旋風を巻き起こしたのも記憶に新しい。


ほんとに、人間関係の壁とか配慮とか全くなく、思いのままに生きているその姿が、ある意味尊敬に値するほどの、自然児ぶりである。

そんな次男が今日のお盆の墓参りで、僕に言った。

「父さん、なんで墓参りするの?」

「このお墓には誰がいるの?」

と聞いてきた。

「ご先祖様がいるんだよ」

「ご先祖様に感謝の気持ちを持つことが大事なんだよ」

「・・・・・・・ん・・・・」

「・・・・・・・・」

全く意味が分かっていない様子だ。

ふと長男をみると、長男も今ひとつ分かっていない様子。

そうかあ・・子供の頃、僕も確かにそうだったかな・・と思い、自分がお祈りをした後でちょっと考えてみた。

そして

「じゃ、こう言おう!」

「僕に命をくれてありがとう」

「みんなを育ててくれてありがとう」

「沢山働いてくれてありがとう」

「僕は楽しく頑張ります!」

「この4つ、言ってごらん、気持ちよくなるぞ、」

「うん!」

長男と次男はちゃんと理解したようで、ニコニコしていた。

「毎回同じだから覚えておこうね!」

とても気持ちのいい墓参りだった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?