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かまいたちの番組がバラエティとして神がかってたので全員見てくれ
これが面白すぎた。
— ほそのともや@ダイエット九月決戦 (@tomoyahosono) September 12, 2021
なんかすごい笑えるし、社会的だし、感動的。
これこそバラエティだな、って思えた。
かまいたちの知らんけど
1時間特別編。濱家が涙…スーパー・イズミヤへ最後の挨拶#TVer #かまいたちの知らんけど
https://t.co/VD55Bmeao3
とにかく全員見てくれ。
はちゃめちゃに良かった。
■ なにがそんなに良かったの?の解説
笑うという行為は「攻撃」です。
僕はこの意見に激しく同意するし、事実そうだと思う。
いつでも笑いあえる関係は「良い関係」なのに、
誰かのみを笑い者にする関係は「良くない関係」になるのは、
それが「偏ってはならぬもの」で、
それは暴力であるからに他ならない。
お笑いのパターンで「べっぴんさん、べっぴんさん、・・・一つ飛ばしてべっぴんさん」というのがあるが、
言った漫才師の片割れがそれを受けて、
「ほんとにブスじゃんか!」とまくし立てて、その人を泣かしてしまったりしたら、それはとんでもない暴力になる。
■ 「お笑い番組」は何を見せているのか
僕は「お笑い」が好きなのだが、最近は「そこには暴力がある」とわきまえるようにしている。
誰かを馬鹿にしたり、誰かが傷つくのを見て笑っているのだ。
(世界の果てまでイッテQという大人気番組はいつも「誰かがツラい思いをする」で笑いを取っていて人気番組らしい古典を感じるワイ)
■ 終わりゆく街(笑)
で、今回のこのかまいたちの番組のはその「暴力」と「笑い」のバランスが良くて最高にアツかった。
これって要するに「イケてない田舎のスーパーが、営業が立ち行かなくなって閉店します」って話で、
でてくるエピソードもダサいし、
大阪らしい「貧乏臭さ」が端々に感じられるし、
施設に独自性なんてなくて、いたって普通の映像だしで、
一見はそれをやんわりイジっているような入りなんですが、
なんか後半は「他人事とは思えない」ようになってくる。
(まあ、俺も大阪の人間だし、余計に思った)
それは日本がとんでもない速度で人口が減っていて、
子供の頃に活気のあった商店街や、ショッピングモールはどんどん縮小して街の活気がなくなっていくことを我々が身を持って体験しているからで、
よくよく考えると、その光景やエピソードの一つ一つが「だれしもが共感できるもの」になっているのにハッとする。
ほんと、この展開はなんか映画的にさえ感じた。
なのでみんなも見てください。
見て、少しばかりの郷愁を感じてください。
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