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ゴルフを、もっと身近に、なめらかに

ぼくは、ゴルフが大好きです。
ここ数年は、毎年120〜140ラウンドはコースに足繁く通い仕事に支障が出ている状態なのに止められない。もはやアル中ならぬゴル中です。
さすがに来年からラウンドは週1にしようと思います。

さて、今年の4月から数年間テストマーケティングをしてきたゴルフ事業に満を辞して本腰を入れ始めたので、このマイゴルという事業の想いをここに記していこうと思います。

だいぶ長いので、ゴルフ業界やスタートアップ業界、廣田個人にまで全く興味がない人は苦痛だと思うのでここで静かに戻るボタンを押してください。

日本のゴルフ業界の市場規模

まず、前提条件として、日本のゴルフマーケットはバブル景気がはじけた数年後の1994年をピークに参加人口及び市場規模も右肩下がりになっている斜陽産業です。

ゴルフ参加人口推移
ゴルフ市場規模の推移

しかし、ここ数年のコロナ禍で密にならない数少ないレジャーとして十数年ぶりにマーケットが伸びていると言われています。
まさに、業界全体に神風が吹いている状態と言えます。
この機会を最大限活かしてマーケットを盛り上げていかなければと思います。

ゴルフ業界の課題

ゴルフは、老若男女分け隔てなく一緒に楽しめる数少ないスポーツなのですが、他の成功しているサッカーや野球、アメフトなどと比べても

  1. お金がかかる
    (クラブセットや練習代、プレー代など)

  2. ジュニアから始められる基盤がない
    (将来稼げる魅力的なスポーツではない)

  3. 再現性を重視するスポーツのため独学が難しい

など参加人口を増やすためにいくつか解決しなければならない明確な壁があるのも事実です。
また、他のスポーツと比べて閉鎖的で稼げるプロも一握りのためタニマチのような独特なスポンサー文化のような何か港区的なあやしい雰囲気を醸し出してるようにも見えてそれが少し気持ち悪いところでもあります。

ぼくたち(マイゴル)が考える世界線

上記の明確な課題をぼくたちなりの全く新しいアプローチを使い、強烈なポテンシャルを秘めた素晴らしいスポーツであるゴルフを、もっと身近に、なめらかにすべくマイゴルを設立しました。具体的には、

1.365日24時間毎日いつでも気軽に手ぶらで行けるゴルフレーンを月額1万円を切る料金で日本全国に400店舗構えます。

日本では、欧米のように気楽に毎日24時間いけるフィットネススタジオが2010年エニタイムフィットネス日本上陸を皮切りに増え、それによりフィットネス人口が爆発的に増え続けてます。

ゴルフはクラブセットや練習をするのにもやはり時間やお金がかかります。そして、初級者から上級者まで、定期的な練習が必要なスポーツでもあります。
また、都心はもちろんですが、地方でも簡単な屋外の打ちっぱなし練習場も徒歩圏内ではなかなかなく、またどんなに安い練習場でも週2,3回通えば1万円を軽く超えてしまいます。

現代のシミュレーションゴルフの機械ではヘッドの傾斜角や打点の位置、自分のスイング動画などが毎回確認できる素晴らしい機器が各メーカーから販売されており、最短の時間効率で上達するためにはインドアシミュレーションを活用するのが上達の最も早い近道になってます。

しかし、現在のインドアゴルフスタジオの問題は、ティーチングプロのレッスンをフックに集客し、レッスンありきで課金するビジネスモデルのため、余計なお金がかかってしまい長く続かないという傾向です。

初級者は、むしろ変な癖がついていない初心者こそ初めからレッスンを受けて始めると上達が飛躍的に早いものです。

また、ゴルフの練習はその熟練度にもよりますが、毎回必ずしもティーチングプロやインストラクターがいる必要はなく、定期的な確認作業や個々人のステップごとにレッスン内容を更新していく方法になります。
要するに、ゴルフは再現性のスポーツであり必ずしも毎回レクテャーを受けるよりも、むしろレッスン後の自主練習が上達への最短の近道になります。

エニタイムフィットネスジャパン社が、日本にフィットネスを強烈に普及したように、ぼくたちは自宅や勤務先の徒歩圏内に24時間いつでも気軽に行けるマイゴルフレーンを全国に整備することにより、日本のゴルフ人口を爆発的に増やしていきたいと思います。

月額9980円で全国全ての店舗で通い放題のサブスクビジネス


2.ティーチングプロやインスタラクターがもっと稼げるように

学生からゴルフをやってツアープロで活躍できるプロは一握りです。
そして、年収数千万円以上のプレイヤーもさらに一握り。というか他のプロスポーツと比べても圧倒的に少なく、正直数えられます。

女子プロは、男子プロより人気で賞金総額も高いという世界的に見ても極めて稀な状況でうまくいってます。
男子プロはもっと盛り上げていく必要がありますが、まず喫緊の課題としてツアープロではなくティーチングプロやインストラクターの年収が非常に低いことが大問題だと考えます。

その大きな理由として、現在のインドアゴルフスタジオのビジネスモデルが労働集約型のピンハネモデルだということ。

現在のレッスンありきのインドアゴルフ業界のビジネスモデルだと、自分自身で教えた分の収入は労働集約的なものになり限界があるため、それ以上の売り上げを上げるためには、いかに安い固定費でインストラクターを囲い、そのレッスン料をピンハネするか、以外にないのが現状です。

また、スタジオに縛られずフリーで動ける、ある程度お客さんを持っているティーチングプロは直接レッスン料をもらえるため自分のレッスン料が収入になりますが、ゴルフの場合レッスンには必ず教える場所が必要になるため、その施設利用料が20%から50%費用としてかかってしまいすぐに手取り額に限界がきてしまいます。

自分のスタジオを持ち、自分のアカデミーを持ってもこの問題はつきまといますので、本当に一部の有名な飛び抜けてるティーチングプロを除いて年収を思うように上げられない構造的な限界があります。

ぼくたちマイゴルは、マイゴルアプリを通じて、400店舗10万人の全国のマイゴルフレーン会員さんに向けて、いつでもどこでもレッスンができる、そして場所代やその施設内でのアカデミー料金を取らず全額ティーチングプロが受け取れるサービスを開発ローンチしています。

まずは1年以内にマイゴルアプリを通して年収1000万円プレイヤーのティーチングプロを必ず出します。

そして、平均年収300万円未満だと言われているティーチングプロの年収をマイゴルアプリを通じて飛躍的に上げていきます。

ぼくたちは既存のレッスンありきのインドアスタジオとはマネタイズポイントが全く別で、会員さんの月額料のみで店舗を運営しています。

1店舗あたりの利益はレッスン料のピンハネをしない分当然下がりますが、全国400店舗どこでも利用できる世界線が成就した暁にはもっと複合的なサービス展開ができると考え、サブスク安定収益での経営に舵を全振しています。

ティーチングプロから見たら、スタジオの固定費がかからず、そして新規は毎月100人規模で増える会員むけに自分を売り込み自分の今のスキルと戦略を持ってレッスン料を自分で決めることができるので、その中で安定したビジネスを展開することができます。
また、会員さんは自分の目的に合わせて自分が主体的にティーチングプロを選びレッスンを受けることができます。

現在ティーチングプロの資格を持つ人は全国に8000人いると言われています。また、プロの資格はなくても体系的にレッスンできる人もしくは安定的に稼げないからゴルフは好きだけどレッスンの道を諦めた人を含めれば数万人規模でいると考えます。

また、ティーチングプロを教えるティーチングプロとして有名な塾とも提携を進めており、登録してもらったプロのスキルアップ、収入アップのためのステップアップもできるよう整備していきます。

そんな未来のゴルフ業界を盛り上げられるティーチングプロたちの収入を飛躍的にあげ、安定的に活動でき、活躍できる環境を整えるために邁進していきますので全国のティーチングプロやインスタラクターの方、是非一緒にこのマイゴルの事業を盛り上げていきましょう!
そして、ぼくたちマイゴルを使い倒してください!

3.その時々の自分に合ったティーチングプロが必ず見つかる

ゴルフは、良いスコアが出だしてもう大丈夫!と思った次のラウンドでまた大叩きする、というなんとも理不尽で不可解なスポーツです。

そして、人それぞれ課題が全然違い、綺麗な美スイングを求めたい人、とにかく飛距離を伸ばしたい人、アプローチやグリーン周りを強化したい、バンカーが全然出ないなど、人やタイミングによっても課題がそれこそ千差万別です。

マイゴルアプリでは、その時々の課題に対応して、得意なティーチングプロを最適な形で見つけすぐにレッスンができるマッチングアプリです。

上記のような検索機能が充実しているたため、会員さんにとってレッスンを受けたい時に、受けたい人から、受けたい場所でレッスンを受けられる、そんなアプリになっています。

ティーチングプロ検索画面
施設検索画面

UberやAirbnbのように、会員さんとレッスンプロのマッチングであり、相互評価の機能を実装することによって、冷やかしや悪意ある対応を未然に防げ、また決済もアプリを通して行うことによって未収リスクもなく、そして何より現時点の自分に一番必要なスキルを持つ先生を一目で探せる仕組みになっています。

ゴルフはただ止まっている小さい白球を長い棒を使って少ない数で目的地に運ぶスポーツで、一見簡単そうに見えるこの作業は、かなり独特な体の使い方が必要で、必ずしも運動神経に比例せず、正しい運動力学を理解して、正しい体の動かし方を、再現性高く、やり続けるスポーツのため、運動神経に自信がある人でも独学でやるとなかなか上手くいきません。

これは、ぼくの実体験でもそうですが、独学で数年間練習するよりも、半年間の継続的なレッスンをうけるほうが身につきました。これはサッカーを幼少期本気でやってたぼくからしたら不思議な感覚でしたが、実際間違いない事実だと思います。

今は、ユーチューブ動画などで遠隔でレッスン動画を見ることもできますし、ある程度基礎ができてきてからは参考になる動画も増えてきていると思います。
が、ぼくの周りのシングルプレイヤーは、100%仲の良いプロやティーチングプロがいますし、TOPプロでもティーチングプロにスイングを見てもらっているという現状を考えると、効率が良いのはやはり直接レッスンをうけることだと思います。

今、自分のスタジオを持たずにフリーで教えているプロ、YouTubeやインスタで教えているプロの方々のリアルレッスンスペースに慣れればなと思います。

また、自分のスタジオを持ちアカデミーをやっているプロの方も、世界初のインドアゴルフの会員及びレッスンプロのリアルマッチングプラットフォームであるマイゴルをフル活用してもらい、ゴルフ業界がきちんと儲かる、魅力的な業界にすべく一緒に盛り上げていければ幸いです。

全てのゴルフ業界の皆さんへ

このnoteも多くのゴルフ関係者やライバル企業の人たちの目に触れることになるでしょう。

超超巨大な怖い大人が蔓延るIT業界畑にいるぼくからすると、新規サービスはステルスと決めているのですが、このマイゴルについては会社の成功以上に「このゴルフ好きな全ての登場人物による大きな意味で本質的なシェアリングエコノミーサービスが成功すること」、が最優先してしまったので、社内外にぼくたちの思いを形にして公開することが必要だと考え筆を取りました。あ、タイプしました。

すでに、世界で初めて(多分)24時間完全無人ゴルフスタジオのマイゴルフレンジを作ってから、数年で競合は60社以上でてきてるという盛り上がりを見せてますが、グルーポンジャパン設立時ではさらに桁が違う競合状態で業界全体が盛り上がりを見せましたし、ゴルフ業界全体の底上げになればいいと思います。

また、その中でも数社優秀なライバルになるだろう会社もぼく自身認識してますが、ぼくたちが切磋琢磨してその結果、ぼくたちが考えるより良い世界線に少しでも近づければいいなと思っています。

まだまだ若輩者なので、愛のある叱咤激励誹謗中傷大歓迎。また引き続き提携や協業なども積極的にやっていこうと思いますので、ぼくたちの考え方に賛同してもらえるパートナーさまからのご連絡お待ちしてます。

株式会社マイゴル 代表取締役廣田朋也

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