リモートワークで変えたこと(働き方編)

こんにちは。ともやんです。
このところ、「COVID-19や緊急事態宣言以降、現在に至るまで」を働き方や生活の切り口で記してきています。前回までは「変わったこと」、今回からは「変えたこと」を紹介したいと思います。まずは、働き方編。

そして、この記事は、緊急事態宣言 アドベントカレンダーのちょうど20日目の記事です。

今日で4月も終わりですが、誰がこんな日を予想したでしょうか…。そして、まさに今日、緊急事態宣言の延長方針が決まりましたね。アドベントカレンダーも延長戦覚悟です。

新しく導入したツールなど

まず最初に導入したのはDiscord。@papandaさんのこの投稿を見て、いいな、と思い、相棒と2人で使い始めました。相棒とは、プロジェクト推進側のメンバーで、プロジェクトルームで常にしゃべりながら仕事をしていた間柄です。

ふたりとも音楽が好きで、普段プロジェクトルームにはどちらともなくチョイスした音楽が常に流れていました。ですので、DiscordにFredBoatというbotを導入し、BGMをかけながら、「ちょっといい?」を繰り返して、なるべくリアルに近づけました。快適。

ほどなくして、プロジェクトチーム全員に公開し、会話ベースの仕事の実現に成功しました。が、やはりまだDiscordアクティブなメンバーは限られています。とてもいいツールで、もっと効果的に使える可能性がありそうなので、なにかできないかな〜と考えています。ランチとかかな。

もうひとつ導入したサービスがあります。ブラウザで起動するマークダウンエディタとしてHackMDを使い始めました。相棒とは、毎朝(チームの朝会より前に)タスクの棚卸しをして、1日のスケジュールを決めていました。タスク管理ツールとしてTrelloや、ホワイトボードライクに使えるmiroはもともと、そして今でも使っているのですが、テキストのやりとりをなるべく高速に行いたい二人とも編集したい見出しやチェックボックスくらいはつけたい、というニーズに一番マッチするものでした。これは緊急事態宣言前には使っていないもので、パッと探して見つけたというくらいの使い始めでしたが、とても良いです。使いやすい。

あわせて、macOS標準のカレンダーを使うようになりました。1日のタスクを朝イチに把握したら、それをその日の時間に置いていく。その日だけでなく、近日中の見えているタスクも置いておく。すごく当たり前のことといえばそうですが、視覚的にわかりやすくて、以前よりアクティブに使うようになりました

チームとの仕事のスタイル

チームで仕事をしているので、勤務時間は基本的にはzoomで誰かとつないでいます。たまたまぼくは、会社からProアカウントが発行されていて、3人以上でワークをするときなど、時間によって部屋が〜と慌てることはなくて済んでいます。
また、自分のPMIに紐づくミーティングに入るためのURLをチームメンバーで共有しているため、「○時になったらあの部屋集合ね」という、リアル会議室のような運用ができています。たまに、次の時間帯でミーティングしようとしていたメンバーが早めに入ってくるという、リアル会議室でのあるあるも起きます。
これのいいところは、自分自身が入っていなくても、メンバーだけで部屋を使えることですね。

また、テキストのやりとりはslackベースです。当社は、親会社も子会社もslackを標準では使っていないので、メンバーによってはなかなか普段確認しない、反応が遅れる、使い慣れない、といったことが起きていました。緊急事態宣言が出る直前のふりかえりでは、Next Actionとして「slackを見る習慣をつける」というものが出たくらいでした。
ところが、緊急事態宣言後に、(しばし混沌とした日々を経て、結果として)slackベースの仕事に全員が慣れることに成功しました。だからこれはむしろ、自然に変わったことに書くべきでしたでしょうかね。

そして、これらで埋められない、他愛もない話はDiscordで、という感じです。やはりzoomでミーティングする、となったら、目的のために時間を決めて、となるので、それまではできていた気軽な話雑談も取り除かれていき、だんだん疲弊していってしまいます。そこでDiscordくらいの簡単さで、いい意味での無責任さで会話ができるありがたさは大きいです。

いずれにせよ、誰かと繋がりながら働いていますね。

自分の仕事のスタイル

ぼくは自室のこたつで仕事をしているので、数日で腰がやられました。部屋は狭いので、コタツ以外にデスクとイスを置く物理的余裕がないのです。しかしながらここは職員寮、共同の広大な食堂があるのです。

というわけで、起きたら荷物を持って食堂へ移動し、1日仕事をして自室に戻る、ということをしていたのですが、同じようなことを考える人が多量に発生し、食堂での勤務が禁止されました(本義を考えると当然)。結局、こたつに逆戻りです。

そこで次の一手です。こたつでのダメージを回復するため、逆に自宅じゃないとできないこと。お昼休みに入浴。いったんリセットすることで、身体へのダメージがずいぶんと軽減されました。今でも数日に1回取る方法で、おすすめです。

さらに、自室に唯一のイスがあることを発見しました。趣味の、キャンプ用のイスです。なんならオットマンもあります。こうなったらやるしかない、ベランダ勤務。すごく晴れていた日に何度かやっていますが、これは正直、みんなやってほしい。外の空気にあたるとすっきりしますし、なにより日光が気持ちいい。そしてイスに座れる!!
難点があるとしたら、ある時刻になったら地域の放送が流れ始めて、zoomの相手を驚かせてしまうことですかね。

また、たとえ晴れていなくて、こたつで仕事をしなければいけないときでも、腰痛を軽減する方法を整骨院の先生に教えてもらいました。バスタオルをぐるぐる巻きにして(厚みをもたせて)、お尻の下に敷くことで、骨盤が立ち、とても楽に座れます。ぼくは夏用のタオルケットを使っています。長時間の作業でも腰の痛みは驚くほど改善されました!

おわりに

COVID-19のために変わってしまったことを受け、そして現在の状況に適応するため、意識的に変えたこと、今時点で使っているツールを紹介してみました。

もちろんこの状況がいつまで続くかわかりません。だから、ここで書いたこともどんどん変えていくかもしれません。むしろ変わっていくと思います。

この記事を書き始めたときには、チームのふりかえりなどのように、やり方を変えたことも紹介しようかと思っていたのですが、まだまだ模索中で、もう少し知見が溜まってからまとめたいと思います。

そして、緊急事態宣言 アドベントカレンダーとしては、本当はもう少し違うテーマで書こうと思っていたのですが、文章でのアウトプットに不慣れなため見積もりが甘く、今日という日にちに対して間に合いませんでした…。
(書く時間の見積もりというより、書いているうちに書きたいことが増えていってなかなかたどり着かない、という見積もりが甘かった…。)

変えたこと、の話題はもう少し続きます。

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