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仕事内容に対するモチベーションを上げる方法

あなたは今、目の前の仕事に対して、高いモチベーションで取り組むことが出来ているでしょうか?

仕事で成功するにはモチベーションを上げ、それを維持することが大切。

しかし日々の中で、「ちっとも手につかないしはかどらない」「やる気が出ないから仕事を辞めたい」といった事があると思います。

「どうしたらモチベーションが上がるのか?」

今回は、自分の意思や行動によってコントロールする為のモチベーションの上げ方をご紹介します。モチベーションの上げ方を知り、自分にはどのような方法が合うのか理解し、仕事と前向きに向き合っていきましょう!

【仕事のモチベーションが低下してしまう3大要素】

仕事のモチベーションを左右する要素はたくさんありますが
基本的な構成要素は、
①仕事内容 
②報酬 
③人間関係や労働環境
 
の大きく3つに分類されます。

②報酬や③の人間関係・労働環境は、自分の内的な気持ちだけでコントロールできない外的な要素となる為、解決するためには行動し環境を変える必要があります。

しかし、①仕事内容はいわゆる「やりがい」や「魅力」といった話です。これは本人が仕事を「どう思うか」という内的心理に要因します。その為、自分の気持ちをコントロールしてモチベーションを整えることが出来るのです。

今回は①仕事内容に対してモチベーションが上がらないという人に対して、その理由と解決方法を説明していきます。

原因①ルート営業・業務系あるある
「仕事にやりがい・魅力を感じない」

仕事内容にやりがいや魅力を感じずモチベーションが低下しているという人は多いと思います。よくルート営業や、業務系(営業事務、総務や経理など)の仕事をしている人から聞く要素です。

仕事に「やりがい・魅力」を感じない理由

「業務系」の仕事とは、誰に確認したらいいか、何をしたら良いかが分かり切っており、タスクがルーティン化している場合です。

これらを総称し「既知のタスク」といいます。キャリアの長いベテランもやる事が明確になっている場合が多いため、「既知のタスク」系に分類されます。

①仕事の目的を見失っている

ルーティンで決まり切っている仕事をずっとこなしていると「何のために仕事をしているか」分からなくなってきませんか?相手から与えられた「型が確立した」仕事をしていると、その仕事の根本的な目的や目標に気が向かなくなり「この仕事は自分じゃなくてもいいのでは?」と思ってしまうのです。

②タスクに刺激が少ない

仕事に達成感がなくなるのも既知タスクのモチベーションを下げる要因の1つです。人は、難しすぎても良くないですが、少し手を伸ばさないと届かない目標に取り組むことで刺激を感じる動物です。既知のタスクは楽ではありますが、刺激が少ないので「退屈」なのです。

フロリダ州立大学の研究者であるJoseph Grzywacz氏が、約5,000人の成人を対象とした調査結果に基づき指摘したところによると、職場で刺激がなく労働者が退屈だと感じる状況にある場合、彼らの脳の認知機能が低下する可能性があるのだそう。

この調査では、新しくスキルを習得したり新しい課題に取り組んだりするような複雑な仕事をすると、脳の認知機能が維持されることが明らかになりました。つまり、いつも同じ仕事をしているだけだと、脳に刺激のない状態が続き、認知機能やモチベーションの低下につながっていく、という結果が出ているそうです。

解決方法

①「なぜ」この仕事をしているのか目的意識を持つ

仕事をしている意義・目的を再確認する時間を作りましょう。今の業務そのものに楽しさや価値がなくとも、長期的に考えた時にその仕事があなたの理想的な人生の実現に貢献するものであればそれは一つの目的ではないでしょうか?例えば結婚して子どもがを育てるとなった時には、今の働き方が良かったと思うかもしれません。他にも例えば、この仕事を続けて経験値を上げる事であなたの市場価値が上がりキャリアアップにつながると考えられればそれも一つの目的になります。そう考えると、今の業務をより改善し生産性を上げていこう!といったモチベーションUPにつながるのではないでしょうか?

②自主的に時間的な制約を設ける

意図的に負荷をかけることで、仕事に刺激を持たせる方法も効果的です。たとえば、「業務の時短ゲーム」といったゲーム感覚として取り入れるのです。普段1時間でこなせるタスクを30分で終わらせることを目標にしてみると、どうしたら効率的にタスクをこなせるか、自身の仕事へのスキルアップにつながるはずです。また定時後に友人との約束など予定を入れてしまうことで、絶対に時間通りに仕事を終わらせないと行けないというプレッシャーを持たせるのも良い緊張につながります。

原因②新規開拓・ベンチャー系あるある
「課題や目標が見えていない、目標が高すぎる」

一方、「何をしたらいいか分からない」「仕事内容が難しい」といった要因でモチベーションが低下しているという理由もあります。これは新規・休眠開拓している営業や、ベンチャー企業で仕事をしている人からよく聞く悩みです。

モチベーションが下がってしまう理由

既知のタスクとは反対に、業務の具体的な内容やプロセスなどがはっきりと定まっていない業務が「未知のタスク」といいます。ゼロベースから手探り状態で業務を進めていくタイプのタスクです。若手社員など経験年数が不足しているためにどうしたらいいかわからない点では当人とっては未知のタスクが多いですね。新規事業を起こす機会の多いベンチャー企業においても、未知のタスクが占める割合が多いはずです。

①具体的なタスクが把握できていない

未知のタスクは、どのような内容をどれだけの量こなさなければいけないかといった「具体的な仕事」が明確ではありません。言い換えると、目的に向かう業務方法は自分で考えて選択していかなければいけないのです。

人は、何から手を付ければいいのか、頭を使わなければいけなかったり、業務の内容が不明確であるほど人は煩わしい思考を回避しようとします。結果、先延ばしになり短時間で膨大な量をこなさなくてはならなくなります。またタスクの必要な作業時間が予測できないのもモチベーションを下げるのです。

②タスクの結果が予測できない

ルーティンワークであれば、その業務を行った事で相手に満足してもらえるかどうか検討がつきます。ですが未知のタスクに取り組む場合はその結果を予測することが難しくなります。人は、成功する確率が高い行動は積極的に行えますが、利益が出ない可能性があったり、リスクが大きい行動には二の足を踏みます。このように、結果が予測できないタスクはモチベーション維持が難しいのです。

解決方法

①タスクを具体化する

膨大なタスクであっても、人間が一度に行える作業は1つしかありません。なのでまずは自分の目の前にタスクを「見える化」しましょう。タスクを具体化、細分化し、今行うべきことは何かを1つだけ明確にすることが大切です。たとえば、提案資料を作るなら、
①顧客の意図、課題といった与件を整理する
②与件に合いそうな情報を集める
③情報を読み込み、理解する
④提案資料の構成を決める(ページネーションを作る)
⑤テキストや画像など資料の中身を作成する
⑥確認し、適宜修正をかける
というようタスクを目の前に「見える化」し、「細分化」する事でまず行う内容を整理するのです。

②タスク達成までの道のりをイメージする

未知のタスクを目の前にすると、脳がパニックになりモチベーションが下がります。まずは冷静になりましょう(笑)未知のタスクはいわば、「達成までの道のりが長くいくつかのステップがある」だけです。スタートする段階で考えられるタスクを明確にしたあとは、それらをステップにしていきましょう。例えば営業で「今期予算50億円」というタスクを達成しなくてはいけない場合、まずは「自分の顧客のポテンシャルを整理する」「今頂いている引合の合計売上を計算してみる」「どの案件を取捨選択しば達成できそうかを試算してみる」といった具体的なタスクを洗い出したら、それを達成までのロードマップとして順番に組み立てるのです。タスクを順番に段取りしていけば、タスク完遂までの「地図」が出来ます。

この地図が具体的であればあるほど、長い道のりの中で道に迷ってしまった時もすぐに軌道修正ができる為、モチベーションを保つことできるはずです。

まとめ

以上、仕事内容におけるモチベーション低下の理由と、解決方法について説明しました。ぜひ実践してモチベーションを維持し、良いパフォーマンにつなげていきましょう!

参照:https://otsuosolution.com/entry/increase-motivation#toc_id_1_2

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