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【鳥取県】作品に命が吹き込まれている美術館

 こんにちは!トモタメです。
今回は「【鳥取県】作品に命が吹き込まれている美術館」というテーマでお話します。

私が紹介する美術館は本池美術館です。
世界発の牛革で作品を展示している美術館で、2021年3月31日にオープンしたのだそうです。

下の写真はクロサイなんですが、原寸大の大きさらしいです。形は発泡スチロールで土台を作り、そこで形を作って濡らした牛革をボンドで貼っていくとのことでした。近づいて見てみると、革に傷を付けて毛並み感を出したり、麻紐で血管を表したり、脚の筋肉やお腹の張りなど細部にまで細かに作り込まれて感動しました。牛革4頭分の革を使っているとのこと。

下記の写真はアフリカゾウの作品です。
牛革で作品を作っているため、耳は手縫いでスティッチしています。牙がFRPで出来ているとのことでした。実際に象に革を貼り付けて、それで型どったのではないか?と疑う位リアルですよね!

様々な年代の作品が置いてあり、年代によって作風が違っているのにも面白みがあります。

この作品を作っている本池さんの言葉で印象に残っているのを最後に紹介します。

「見えないところにリアルがある」

あくまで作品は表現の1つに過ぎないです。本池さんは細部の細部にまで拘り、動物であるならば血管や毛並み、瞳のツヤなど様々なところにまで作り込まれています。それは、人を感動させたい、喜ばせたいという本池さんの思いが作品として現れた結果です。

この動物の作品以外にも牛革で人形も作っております。個人的にはそちらの芸の細かさ、そして本池さんの手先の器用さが更に際立っていたなと思いました。

ぜひ、鳥取県に来られた際は一度訪れてみてください!

イベントや詳細情報はこちらよりご覧ください!

P.S
受付の方、色々写真や作品のご説明をして頂き誠にありがとうございました!


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