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ノーヴェの陶器

世界に名高く富の中心でもあったベネチア。その影響が周辺地域ベネトの産業や文化に反映されていて、地元の人との会話にも随所に出てくる。
アジアから入ってきた米は、富豪たちの投資として稲作を普及させ、今リゾットが美味しいという具合に。
写真は、食後酒が有名なグラッパ山の麓バッサーノ近くのノーヴェの陶器。今はフルーツ皿にしているこれ。フランス、シャンパーニュ地方から取り寄せてシャンパンを飲んでいた人たちがグラスを冷やす為に使っていた器だから、縁にグラスの脚が引っかかるように形取られている。
ここにはプロセッコという微発泡の白ワインがあるのに。

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