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クーポン作成する前に知っておきたい顧客心理

こんにちは。サロン集客クリエーターの田中です。

今回は、どんなジャンルのお店でも活用できるクーポンの作成方法について解説していきます。

クーポンってユーザーからすると魅力的な特典ですが、これをやり過ぎるとユーザーはこんな真理になりやすくなります。

またお得なクーポンが届くだろう。次に来た時まで待ってから行こう。と・・・・。

クーポンの内容は基本的には、お店側は次の条件をクリアしていなければいけません。

①クーポン発行する時の注意点


・お店が赤字になるクーポンは絶対に発行しない。
・クーポン発行は月に多くて2回まで。
・割引クーポンはお店が最低でも設定した期間内で黒字になる範囲内の価格や内容で行う。
・使用限定数を設ける。

よく有りがちなのは、半額クーポンなど集客数を一時的に集めようとして行ってしまう方法です。

一昔前に、グ○ーポ○というクーポン集客のツールが流行っていた時期がありましたが、その掲載条件が過剰な割引です。

確かに過剰な割引をすればユーザーの数は集まります。しかし、それは本当にお店側が求めているユーザー様なのでしょうか??


②割引をするお店の特徴とは?


まず、クーポンを作成する前に知っておかなくてはいけない事は、ユーザーの心理と行動パターンです。

ユーザーには2つのグループが存在します。1つはお得な商品を求める割引要員ユーザーです。

割引要員ユーザーは、常にお得な商品を求めています。商品の価値よりも価格を優先に求めます。

価格優先になると、このような事が起こります。例えば、2980円で割引した商品を販売したとすると、割引要員ユーザーはこう考えます。

・割引要員ユーザーの心理

『次来るときは値段が上がるから、次は来れないな・・。3000円以下でお得なお店は別にないだろうか??』と・・・・・。

つまり、リピーターにはなりにくいユーザーだという事です。リピーターの数が増えない原因が1番多いのはこのパターンです。

ですから、初回に過剰な割引で集客させる事は、一限様を増やしているだけです。もっと的確な言葉で表現すると、最初から一限様が来やすいお店をつくってしまっているという事なんです。

もう1つは、過剰な割引をするお店の商品には何かの理由があるから信用できないと考えるユーザーです。

・割引商品を嫌うユーザーの心理

『この値段は安いけど、大丈夫だろうか・・??失敗したくないので、手は出さないほうがいいかもな・・・。』

このパターンのユーザーが求める物は、自分が必要な商品です。つまり本当に商品の価値を分かった上で購入して頂ける優良なユーザーです。

だからこそ、値段より価値を優先に考える傾向があるので、多少の高い値段でも商品の内容が充実していれば、再購入しやすいのです。

この割引商品を嫌うユーザーを集客しやすい地盤をまずつくっておかなければいけないのです。

先日、地元で有名な惣菜屋さんに行った時の事です。このお店はLINEクーポンを活用していて、結構な頻度で情報が配信されてきます。

クーポンの目玉商品は『豚カツ1個』が199円です。

その日も私立高校受験の前日という事もあり、行列が凄く店の外まで並んでいました。

私も娘が高校受験が前日だった事もあり買いに行ったのですが、あまりにも混雑していたので、2時間経過した後に再度、来店しました。

それでも行列は変わらなかったので、目的が長女が受験に勝つという験担ぎが目的だったので、仕方なく並びました。

店内に入り、他のユーザーの注文を聞いていると、やはり目当ては豚カツです。ほとんどの方が豚カツを5枚単位で注文していました。

多い方は10枚以上の方も・・・しまいには、商品が間に合わなくなり、受付も揚げる作業員の方もヘトヘトでした。

豚カツ10枚・・・199円×10=1990円

100人来店だとして 1990円×100円=199000円です。

肉の原価は変わりませんが、原価費と人件費、光熱費などを含めてプラスになるのでしょうか・・・・??

他の商品も買ってくれればいいとは思いますが、ほとんどの方はLINEクーポンで発行した『豚カツ』しか注文していなかった気がします・・・。

約20万を売り上げを考えると、豚カツは半額だったので、通常ですと398円ですので、本来は50人の集客の計算になりますが、398円だと10個は買わないの3個だとしても、

398円×3個×50人=59700円くらいになるので、約3日間の売上を1日であげる事を考えると、たまにキャンペーンをしてやる事は有効だと思います。

しかし、このお店は月に5回くらいやっています・・・。つまり毎週です・・。

このようになってしまうと、LINE配信でクーポンを発行しないとユーザーは来店してくれなくなってしまいます。

LINE配信で集客数が増加する事は大成功だと思います。しかし、この時に適正な価格設定をしておかないと、働く人の対価を低下してしまいます。

働く人達は、お店側を運営している人達の気持ちは理解してくれません。忙しくする日を設けるならば、きちんと現場側と割引する目的の意思疎通は必須だと思います。

・週に何回配信までは可能なのか?
・価格はいくらならば適正なのか?
・月にいくらの売上にしたかったのか?

ここをしっかり押さえた上での配信を心がけて下さい。絶対にその場凌ぎの割引は連鎖し、途中で止められなくなりますのでご注意下さいね。

次は、クーポン機能の抽選クーポンを作り方です。

今回も私のNOTEを見て頂きましてありがとうございました。アクションやコメント頂けると励みになります!!

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