画像1

#26おしゃべり配信 スケールの練習が大切なのはなぜ?

ねぎしともみ
00:00 | 00:00
26回目のおしゃべり配信です。
テクニックの中でも大切だと言われているスケール(音階)。なぜ大切なのでしょうか?

子どもたちにもスケールが大切だよ!と話しているけれど、なかなかその重要性を分かってもらえていないようなので、考えてみようと思いました。

私自身、小さい頃からスケールは大事だよと教えてもらったし、ウォーミングアップで弾いています。

なぜ大事か?
①スケールがメロディーになっている。

スケールで曲が出来ていると言っても良いほど、たくさん出てきます。

クーラウのソナチネ、
モーツァルトのソナタ
ベートーヴェンのソナタなど例にあげています。

ツェルニーもたくさん練習曲を書いています。音楽的につまらないと良く言われていますが、たくさん練習曲を作ったわけは、ベートーヴェンの曲をきれいに弾くために練習曲を作りました。
その中にスケールがたくさん出てくると言うことは、ツェルニーもスケールが大事だと考えていたからでしょう。

他には
②調性の感覚を養うため。

特に古典派の曲では調性感が大切です。
曲の始まりの調からどのように展開していくかの鍵を握る音がどれなのかを知ることは表現する上でとても大切です。

音階の7つの音にはそれぞれ役割があって、7番目の音は主音に行きたい性質があります。そこを感じて演奏するだけでも違いが生まれてきます。

スケールの練習するときはカデンツ(和音)もセットでやると良いですね。

その他にアルペジオ(分散和音)もとても大事なので、スケールと一緒にやると良いですね。

他にもスケールの大事な要素はあると思いますが、ぜひ今練習している曲の調からやってみてください。

では!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?