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10日目|カビを撃退する

10日目。

今日のテーマは「母親に感謝する」だ。

ミニマリストを目指しはじめてから、”家を綺麗にしたい欲”が以前にも増して強くなっている。体の中の毒素を排出するように、家の中のあらゆる汚れをきれいさっぱり落としたいという気持ちがあり、今日は久々に家の隅から隅まで掃除してみた。

最初はリビングのクイックルワイパー掛け。これは余裕。次に洗面所 → キッチン → お風呂の順に掃除していったのだが、それぞれ排水溝の蓋を開けるのに「よしっ!開けるぞ!」という気合が必要だった。

特にお風呂は酷く(一応週に一度掃除はしているのだが)蓋を開けてみると溜まった髪の毛がひとかたまりに丸まっていて、まっくろくろすけのようになっている。まるでホラーだ。

ただ、この光景は朝飯前。蓋の裏を見てみると、目を背けたくなるくらいびっしりと水垢(というかもはやカビ)がついている。”あぁぁぁぁやだぁぁぁぁぁ”と叫びながら、激落ちくんを使ってしっかり綺麗に掃除した。

やはり激落ちくんはすごい。少しこすっただけでカビが見事に落ちる。これほどコスパの良い掃除用具は激落ちくんくらいだろう。激落ちくん、ありがとう。君のおかげで入居当初のピカピカお風呂になったよ。

ちなみに余談だが(というか知っている方も多いと思うが)、激落ちくんは包丁でケーキのようにスッと切ることができる。恥ずかしながら私は今日までこのことを知らず、”一体全体どうやってこの塊を使うんだ?”と思っていた。

手でちぎるのもあれだし、ハサミで切ってみっか!と激落ちくんに当てたところ、力を入れずとも見事なまでにスッと切ることができたのだ。

”おおおおお!すげぇぇぇ!”と興奮し、これなら包丁でもいけるんじゃないか?と思い包丁を使ったところ、ASMR動画にもなりそうなレベルの快感を味わうことができた。

激落ちくんを使用する際は、包丁で切ることをおすすめする。

激落ちくんの話はさておき、本日家中を掃除してみて”やはり母親は偉大だった”ということに気が付いた。

私は現在一人暮らしのため、当然のことながら”自分が出した”ゴミしか片づけていない。お風呂場の髪の毛も、キッチンの排水溝汚れも、全部自分が出したものだ。他人の汚れを掃除しているわけではない。

しかし母親は、家族とは言え”他人”の汚れを片付けてくれている。”掃除してやってるんだから”と偉そうな態度を取るわけでもなく、毎日の日課として自然にカビと戦ってくれている。

そう考えると、やはり母親は偉大だ。一人暮らしをすると親の有難みに気づくと言うが、まさに今色々な面で気づき始めている。

母の日は何をプレゼントしようか。




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