家庭でデキるお寿司のにぎり方・ネタの切り方【写真で解説】
おはようございます。灯奴です。
今回は、お寿司のにぎり方を解説させていただきます。ご家庭で簡単にできますので、ぜひチャレンジしてみてください。
では、早速。
「しまあじ」の下身の腹側の四分一(シブイチ)を用意しました。
『魚○(魚屋さん)』さすがっす。1200円。この量のしまあじをお寿司屋さんで食べたら2500〜3000円、お店によってはもっとかかります。お得。
寿司ネタを切る基本は『向こう高(ムコウダカ)』。
高さのない(低い)ほうが手前に、ある(高い)ほうが奥に、そして皮目がまな板側になるように置きます。
(アジのような片身をそのまま切る小さな魚は、尻尾を向かって左にして、背中側を広く取るように切ります)
包丁が接している部分がネタの長さになり、包丁を寝せたぶんだけ幅がでます。しまあじは高さがないので、写真のように包丁を寝かせて切ります。
しまあじはコリコリした食感を楽しみたい魚なので、2ミリ程度の厚さをとったほうが美味しいと思います。
寿司ネタを切る場合には、包丁がまな板に届く直前に、地面に対して垂直になるように包丁を立てます。それによりネタに立体感がでます。
皮目に立体感がありませんか? これは美しい寿司をにぎるために絶対に必要なポイントです。ぜひ意識的に行ってください。
幅は4センチ程度、長さはネタによってかえます。しまあじは皮目付近のコリっとした食感を楽しみたいネタなので、少々長めに切ります。
ここから握りに入ります。手につける(シャリがくっつかないようにするための)水を用意し、精神を統一します。
右手の指に水をつけ、パン、っと叩いて水の量を調節します。水が多いとシャリが水っぽくなり、少ないとシャリが手につきます。いい塩梅で。
ネタはこのようにもちます。指の付け根にネタを乗せるイメージです。
先にワサビをつけて、
その上にシャリを乗せます。
お米の粒を潰さないよう気をつけ、シャリをなるべく平たくなるように乗せると(中に空気が入って)口の中でホロリとほどけるお寿司になります。
親指と中指(私は中指派ですが人差し指でもいいです)でシャリの脇の形を整え、
シャリの上下の形も整えて、
にぎります。指は2本でもいいです。私は1本派です。
もう一度指で挟み、
ひっくり返します。
そしてもう一度にぎり、
(お寿司の前後を)ひっくり返して、
さらにもう一度にぎります。
完成です。
シャリはお寿司を横から見て船底のような台形型になるようににぎってください。ネタが上になってから、左手の人差し指と小指をうまく使うとそのような形になります。
そのあたりは感覚的なものなので、やりながらコツを掴んでください。
以上です。
簡単そうですよね?
美味しいお寿司にするための力加減や、にぎる速さは回数を重ねないとなかなか身に付きませんが、にぎるだけなら、こんなに簡単です。
ぜひ楽しみながらお寿司を握ってみてください。
ご質問等ごさいましたら、どうぞお気軽にお寄せください。
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