情報の形
最近、誰それが自殺という情報が出回っているように思う。
実際、芸能ネタなんて無関心の上、全くわからない訳だが、この情報が出回る度、違和感しか感じない。
余りにも違和感を感じるので、何故だろう…?と考えてみた。
一つ、自殺と言うワードをまるでトレンドの様に報じるメディア。
一昔前なら、報道するにしてもサラッと報じてなかったか?余りにも不謹慎な情報の扱い方、さぞ数字が取れるのだろうと想像がた易い。
2つ、その事に意見を投じる評論家。
人の死を、どうのこうの。よくもまぁあれだけベラベラと喋れるものだ。美談にしたいのはわかるし、よく見られたいのもわかる。しかし、そんなに「得」が欲しいのかね?
3つ、情報を受け取った側の批判。
粗末な情報の発信を大々的にやっておきながら、それに群がる者を批判する。だったら、そもそもそんな情報の扱い方をするべきではないし、発信するな。
まるで、周りを巻き込んで振り回している、壮大な自作自演にしか見えない。
問題を作り出した本人が、問題が起きたのは自分以外の責任と主張して、周りを自己嫌悪させる。いつから日本の情報機関は悪徳の詐欺集団か新興宗教に成り下がったんだ?
そして、マスコミやテレビ、新聞は信用に値しないと分かっているのに、毎回踊らされている大人はどういう脳みそしてんだろう?
手に入れた情報を扱うのが下手な人、まだ年齢が若い人、精神的に未熟な人。
日本人の何割かはわからないが、恐らくは少数だろう。
ただ、なんとなく雰囲気を作られて、それに踊らされているような流れ。それが金になるのだから辞めない情報屋。
そうして、日本という国が衰退し、日本人の美学が無くなっていく事を目の当たりにすると、
なんとも切ない気持ちになるのです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?