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妻は世界へ、僕は家で。全力の3週間がはじまった

妻が海外の作家と曲を書きまくる修行にでた、期間はなんと3週間。
ラジオでも語ってたけど、ユーロビジョン・ソング・コンテストに挑戦するためだ。

ユーロビジョン・ソング・コンテストとは、年ヨーロッパ各国を代表するミュージシャンたちがパフォーマンスを披露して、1位を決めるユーロビジョン・ソング・コンテスト(Eurovision Song Contest)。世界中で毎年何億人もの視聴者が見守り、65年の歴史を持ち、ABBAやセリーヌ・ディオンといった世界的スターたちもここがきっかけでその人気を爆発させたという。

wikiより引用

本当にかっこいいママだぜ。僕の中では間違いなく世界一かっこいい人。妻の存在は誇りです。死ぬまで言い続けます。

けれど、頭で考えるより、心と身体で目一杯感じとる人だから、出発当日までの頭で考える期間は大変だったと思う。ママになっても夢を叶えに行くんじゃい!と鼓舞しながらも葛藤する姿を僕は毎日見ていた。繊細が故に人の気持ちに敏感で気遣いの人だから、日に日にプレッシャーを感じてたし、愛する子どもたちの存在に後ろ髪も引かれてたから。

空港の保安検査場に向かう姿はなんだか感慨深かった。

僕は妻の世界一の応援者でありたい。
やりたい!挑戦したい!と願うパートナーを誰が止めようか。どうすれば実現できるか夫婦で対話しながら子どもたちと一緒にカタチを作っていく。子どもだからって蚊帳の外にしない、子どもたちの存在は僕たちらしく生きる源泉だから。
ママの背中を優しくも力強く押すのが僕たち家族の愛というパワーだ。

空港での姿は、決してウキウキ、ルンルンではなかったけれど、行かざるおえない後ろの扉が閉まったその状態に、自然に心が未来に向かって準備してるように感じた。
クリエイター岡嶋かな多であり、2児のママ澤田かな多でもある。「イマある自分を全部出し切ってやる。」言葉にはしてないけれど、なんだか背中がそう語ってるように僕は感じた。

とか何とか言いつつも、帰り道にチョイスした音楽はユーミン。普段まったく聴かないけど、なんだかSpotifyの中にいるユーミンが僕を呼んでいたような気がする。ユーミンの曲が僕のおセンチなハートを逆撫でする。流れる曲全部にグッとくる。ウィンカー出したいのにワイパーが動き出す、これ2回もやってもうた。全然運転が手についてないやん。
そんな永遠のお別れでもあるまいし、たった3週間だよぉ〜と頭ではわかってるものの、感傷に浸りまくり。ママすでに会いたいかもです…。とウルウルしてたのはここだけの秘密ってことで。
当然子どもたちとの1分1秒は尊いけど、妻との1分1秒だって超絶尊い。そんなあたり前なことで頭の中がいっぱいだった。帰ってきたら全力でハグをしよう、子どもたちと一緒に。

とわいえ、こっちはこっちでマジで大変だろうな〜。でも不思議と、不安ではない(寂しいけどね)。なぜなら「皆様!全力で頼りますのでどうか支えてください!」頼みます!な、精神です!

そもそも、この状況、めっちゃおもろいと心底思ってる。妻の活躍を特等席で見続ける、その特等席を作ってるとも言える。「妻は海外、夫は家。」これ言うとアホみたいですけど、天才の妻をもつ旦那って感じがするやん。なんか笑えてくる。おもろい、ほんまにおもろい。いろんな経験させてくれてありがとね、最高です。
35歳と3歳と1歳、この3人での生活はこの瞬間しかない。いくらお金あっても、後で買えへん。めっちゃ貴重。味わい尽くしたる。

大好きなママが近くにいないなんて、琉生も琉叶も僕も初めて。いっぱい寂しがろう、泣きたくなったらいっぱい泣こう、ほんでいっぱい遊ぼう!でも、パパは子育ての達人でも神様でも何でもないから、できんこと・わからんこと山ほどあるけど、勘弁してな!パパも初めての経験なんやから、一緒に乗り越えようね。そんな気持ちです。

きっとこの1歩は、未来から見たら大きな一歩だと信じている。妻よ、突き抜けてこい、ぶち上げてこい。あの時行ってよかった、絶対そう言えるような未来が来る、僕は信じてる。

よーしゃ、楽しくなるぜ!!!

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