記事「横綱ヴェルファイアが土俵際に!! アルファードとのつばぜり合いに敗れた真相」(2020年11月・ベストカー)について
アクの強いヴェルファイアを販売面でアルファードと比較すること自体ナンセンス。マイルドヤンキーとか一定数の〝チョイ悪〟ファン層の期待に応えるべく出したはずであって、少数派の購買層を顧みないつもりであれば、始めから身内に競合車種なんか用意しちゃいけない。
でも、かつては上から下まで、中身が同じでも顔カタチにバリエーション持たせて選択肢が選り取り見取りだったわけで…だからこそクルマはオトナ(特に男)のステイタスあるいは少なくともアイデンティティのシンボルだった(少々経済的に無理してでも欲しがった)。トヨタにはそういう乗用車の〝社会的&文化的価値〟みたいなものを発信、牽引していく責任もあるのではなかろうか。
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