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国際リニアコライダー(ILC)計画について…約1年前のフェイスブック投稿における雑感(コロナ禍、日本学術会議の任命拒否問題を経てこの件はどうなったのだろう…?)

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菅政権の任命拒否問題とは別に、この問題は国民的に議論されるべきだろう。
○科学技術開発そのものより財政面や経済効果により重点的に踏み込んだ評価にいささか違和感(メンバーに経済学者や社会学者はどの程度名を連ねているのか?…いずれにせよ、そこの部分は政財界がプロとして判断すべき部分では?学者の関与があるとすれば、それはブレーンとしてプロのビジョンをたたき台に実務的に白黒つけることだと思う)。
○〝人間の盾〟という考え方は好きではないが、現実的にシェア元の指摘どおりだろう。現状においても、数多の同胞が長年生活、ネイティブと分け隔てなく日常を生きるこの国への中朝による大型核弾頭攻撃は(ブラフがあり得るにせよ、実際問題)考えにくいし、アジアにおける大衆文化(芸能、エンターテインメント)の拠点であること、また最近のインバウンドによる海外からの来訪者の増加なども、日本への全面的侵攻を躊躇わせる要素だろうが、さらにILCによって世界中の〝頭脳〟が集う地となる意義は大きい(これまでの、〝金の力〟による国際的地位とは違う、もっと本当にリスペクトされるような国際的な価値を得るはず)と思う。

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日本学術会議に物申す!(拡散希望)
「宇宙誕生の謎を解く」とされる、研究施設の誘致を目指す動きが加速している。
国際リニアコライダー(ILC)と呼ばれる素粒子物理学の実験装置を、総額約7000億〜8000億円かけて岩手・宮城両県にまたがる北上山地に建設する計画です。
世界中から数千人の研究者が東北に集まってくるとされる、巨大プロジェクトへの東北側の期待は高い。
米欧各国からの「2018年末までに、日本政府として意思を示してほしい」との要望にもかかわらず、日本学術会議は反対しています!
このILCは日本の科学技術の発展と国防上必要です。( 世界トップレベルの研究者とその家族1万人は住みます、即ちミサイル攻撃されない )、但し誘致国日本は半額負担(分割負担)。
*** 日本学術会議の回答 ***(略)
1、研究課題が極めて重要であることについては合意が得られている。しかしながら、人材配置や予算の配分にまで踏み込んだ議論の段階には至っていない。
2、30 年という長期にわたる超大型計画であり国民に 提案するには学術界における広い理解と支持が必要と思われる。更に広範な議論が必要である。
3、世界に輩出されていく拠点として発展するならば、その意義は大きいが、誘発効果は現状では不透明な部分があり、限定的と考えられる。
4、現時点では、資金面で の適正な国際経費分担に関して明確な見通しは得られていない。
(総合所見)
想定される科学的成果が、それを達成するために要するとされる巨 額の経費の主要部分を日本が負担することに十分に見合うものである、との認識には達し なかった。
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-24-k273.pdf

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