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作品名、キャラ名、小種名をハンドルネームに使ってはいけない



SNSにおいて「好きな作品やキャラクターの名前をハンドルネームに入れてはいけない」という暗黙の了解…というかマナーがある。

例えば、『トモロウ@ドラゴンボール大好き』や『トモロウ@ベジータ大好き』といったハンドルネームにすると、誰かがSNS上で「ドラゴンボール」や「ベジータ」と検索をしようとした際にそうしたユーザーの「お腹すいた」だとか「ラーメン食べた」だとかの日常の投稿が検索結果の中に大量に並ぶ事となってしまう。
ベジータが好きすぎて『ベジータ』というハンドルネームで活動をしようものなら尚更にパブリックサーチの妨害になる。

特にソシャゲやグッズ関係の最新情報やリアルタイムの口コミを検索したい者にとっては、こうしたハンドルネームのユーザーの投稿は検索妨害そのものであり、心底うんざりしてしまう。
不特定多数の同好の士である者達からめちゃくちゃに煙たがられ、大抵はミュートかブロックをされて終わる。仲良くなる機会を失う。


それを行う人はなぜそうなるのかが分からずにハンドルネームを設定してしまっている者ばかりだが、その理由を身を以て知るには自分自身がそれによる迷惑を被る体験をするしかないのかもしれない。


同じような理由で「動植物の小種名もハンドルネームに入れてはいけない」という暗黙の了解も存在する。

例えば、『ノコギリクワガタ』や『トモロウ@ノコギリクワガタ飼育中』というハンドルネームを使いSNSで活動するとなると、ノコギリクワガタのリアルタイムな発生情報、飼育情報を検索で探そうとする者にとっては著しい検索妨害となる。

ここまでは先程のドラゴンボールの例と同じだが、動植物関係はSNSに投稿された情報を参考にして研究を行う専門家も数多くいるため、そうした者からもガッツリとミュートやブロックをされてしまう可能性が飛躍的に上がる。(というより実際にそうした話をいくつも聞く)

アマチュアの趣味人のみならず、専門家からも嫌われてしまうのはあまりにもデメリットが大きすぎる。
同じノコギリクワガタを愛するはずの専門家。
そうした師とも言えるような相手と関係を築く道が断たれてしまう事に直結するのだ。

これがノコギリクワガタよりもマイナーな動植物であれば、元々の情報の少なさも相まって検索妨害の威力は増す。

自分は専門家でも何でもないが、仮に『ツシマカブリモドキ』というハンドルネームで1日に100件の独り言を投稿をしている人間がいれば、確実にその者をミュートしてしまうと思う。
現在進行形で研究を行なっている専門家ならば、尚更にその選択肢を取らざるを得ないだろう。

コハクオナジマイマイを捕食する
ツシマカブリモドキ




どうしてもハンドルネームに「好きな物」を込めたい場合、元ネタがわかる程度に崩した名前や駄洒落めいたもじり方にする事をオススメする。

マイマイカブリが好きな人なら「メェメェケブリ」や「メェメェケブリ(CV:野沢雅子)」とかにした方が良いと思う。
マイマイカブリという名前での検索妨害を防ぎつつ、悟空みたいな訛り方をしたマイマイカブリなんだなと思ってもらえる。(悟空訛りの場合、厳密にはメェメェカブリになるが)


ただしその場合『野沢雅子』で検索したいドラゴンボールファンからブロックされてしまう可能性は飛躍的に上がるが、それはもうしょうがない。

勝てんぜ、おまえは…

©︎鳥山明・BIRD STUDIO・集英社

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