サポートって何枚入れたらいいのさ【ポケカ】


僕「いや~、マリィで5枚引いたらサポート3枚来ちゃったんですよ~」

僕「せっかくジャンケン勝って先攻だったのに手札にサポート4枚あってほぼ何も出来なかったんですよ~」

みんな「いや、シャッフル下手すぎ~笑笑」

僕「そうですよねトホホ」

僕(あれ?本当にシャッフル下手なだけなのか?)


どうも、ともぽんです。


12月のCLが終わって以来、CSPのかかった大きな大会に出ることがなく、1人でデッキ構築を模索している中で、どこか頭の中でモヤモヤしていることがありました。そう、タイトルの通り、サポートの枚数です。


そもそもサポートとは、「1ターンに1枚しか使えない、強力なトレーナーズ」だと思っています(マチスの作戦などの例外はありますが)。

サポートは、

①ドロー、サーチをするサポート(博士の研究 など)
②ドロー以外で自分の動きを強くするサポート(マオ&スイレン など)
③相手の動きを弱らせるサポート(エール団のしたっぱ など)
④その他(ジュジュべ&ハチクマン など)

に大別されると思っているのですが、今回のサポートの枚数というテーマは、①のドローサーチサポートを中心に考えていきます。


なぜ枚数に迷っているか


サポートは「1ターンに1枚しか使えない」のです。それはそうだよ。ルールだもの。


例として、【三神ザシアン】というデッキを考えてみましょう。話を単純化するために、当記事では【三神ザシアン】のサポートの枚数についてのみ考えます。LOとか、溶接工4だけのデッキとかは面倒なので考えません。

三神ザシアンの先攻でのゲームプランは、

先1 三神にエネルギーをつける
先2 2エネでオルタージェネシスGX
先3 アルティメットレイでGXを倒す
先4 GXを倒す

が1番の理想です。極端な話をすると、4ターンで試合が終わり、サポートを使えるターンは3ターンしか回ってきません。3枚しかサポートを使えないのです。


じゃあサポート3枚でいいじゃん!!


とはならないですよね。これはさすがに皆さん共通の考えだと思います。

3枚をその3ターンで綺麗に手札に引けていることが何試合も続くとは思えないし、毎試合4ターンで終わる訳ではなく、もっと試合のターン数が多くなることがあります。

折角1ターンに1回しかできない権利なんだから、サポートを毎ターン使いたい。毎ターン使うためには毎ターン手札にサポートを持っていないといけないので、自然とサポートの枚数は試合にかかるターン数よりも多くなります。
ただ、多すぎると、試合で使えない無駄カードを抱えながら試合をする、つまり、パワーの低いデッキの状態で試合をしないといけなくなります。

このバランスが、最近、私がデッキを組む中で困っていることなのです。


スタン落ちによるバランスの変化


僕自身、かなり長い期間ポケモンカードをやっているのですが、なぜ今更悩んでいるのか。それは使えるカードが変わる、いわゆる「スタン落ち」があるからなんですよね。

特に今回のレギュレーション変更では「カプ・テテフGX」が使えなくなったことが大きいと思います。

今まではデッキに当然のように入るボール系のグッズが擬似的なサポートサーチグッズになっていたので、サポートの枚数がそんなに多くなくてもサポートを引き込むことが出来ていました。

しかし、今はサポートをサーチするカードがかなり限られています。ゲーム内のターン数が少ないから使えるサポートの枚数が少ない。サポートの枚数を減らすと引けないので、短いゲームの中で大きな差がついてしまう。でも増やすと使わないカードが多くて邪魔になる、、、


そもそもサポートってなんで使うの?


ドローサポートってなんで使うんですかね。

必要なカードをそろえるため

ですよね。
ポケモンを出す、エネルギーをつける、自分のポケモンをいれかえたり、相手のベンチポケモンを呼んだりする。

やりたいことをやるために、初手と毎ターンの1ドローだけでは足りないからドローサポートを使います。


ここまで書いて気が付いたことがあります。


必要なカードがそろうならサポート使わなくてよくない?


は???
今までと言ってること違うじゃん。サポートを毎ターン使いたいって言ってたじゃん。
(皆さんの心の声を代弁)


確かにサポートを使わないことはディスアドバンテージだと思っていたのですが、必要なカードがそろうなら サポートを使わなくてもいいとも考えられます。

さて、必要なカードって何なのでしょう。


実際の試合を考えてみる


【三神ザシアン】を使って先攻で試合を進めることを考えてみます。


先1
アルセウス&ディアルガ&パルキアGXにエネルギーをつける
(ザシアンⅤを出して不撓の剣を使う)

ここではサポートを使えないので初手7枚+1枚でアルセウス&ディアルガ&パルキアGXとエネルギーにアクセスできるようにデッキを組みます。ザシアンVまで置ければめちゃくちゃいいですね。


先2
アルセウス&ディアルガ&パルキアGXにエネルギーをつける
アルセウス&ディアルガ&パルキアGXをバトル場に出す
オルタージェネシスGX

先1で理想的な動きをできたとして、このターンで必要なのは、「エネルギー と 入れ替えるカード」の2枚だけです。
あれ?「グズマ&ハラ」1枚で解決やん!


先3
アルセウス&ディアルガ&パルキアGXにエネルギーをつける
アルティメットレイ

ここまできたら後はどうにでもなります(ほんまか)。
3ターン目からがドローサポートを使うターンになりますね。2体目以降のザシアン、メタルソーサー、キャッチャーなどが引きたいカードです。


ここまで考えると、先2でグズマ&ハラ、先3以降で数枚のサポートでドローをすれば、どうにかなることがわかります。

サポートのドローで欲しいのはグッズ(とその先のポケモン、エネ)が多いので、ジラーチやデデンネで補助するのも良さそうです。


サポートの代わりになるカード


サポートは1ターンに1回しか使えないのでかさばる という話をしてきました。
サポートは 必要なカードを集めるカード なので、必要なカードを集められるカード や、サポートを持ってくるカード は手札でかさばらずにサポートの代わりになりえます。


①ジラーチ
特性願い星でほしいカードを持ってこられる(かもしれない)カードです。ただ、ジラーチを採用するときは「ポケモンいれかえ」や「エスケープボード」をセットで採用することが多いので、サポートの枚数を減らして作った枠をこれらのカードで埋めてしまうのは、デッキが強くなっているのかどうかよくわからないので要検討です。

②デデンネGX
これはもはやサポート。グレートキャッチャーで呼ばれやすいことを考えてもメリットの方が大きいデッキがほとんどだと思います。

③オドリドリGX
ポケモンが気絶するたびにドローできるので、非GX,V主体のデッキで使われることが多いです。実質ハウ。実質ホップ。実質アローラの仲間たち。

④しあわせタマゴ
10年ぶりの再録です。10年前は全然使った記憶がないのでなんでかなぁと思ったのですが、ハンド干渉の頻度が違いました。今はマリィやリセットスタンプでどんどん手札が混ぜられてしまうから少し使われるようになったのでしょう。【小ズガドーン】で使われていることが多いですね。

⑤ザシアンV
このポケモンやっぱり書いてあることおかしいですよね。なんでドローソースになれるんですかね。ドロー効果のためだけでも採用の価値ありです。

⑥タッグコール
現レギュでは貴重なサポートを直接持ってこられるカードです。ただ、個人的にタッグサポートは扱いが難しく、強いサポートではないと思っているので、タッグサポートに頼り切るデッキはあまり使いたくないです。

⑦ゼブライカ
⑧ピジョン
⑨チラチーノ
1進化のポケモンはそれを入れる前提でデッキを組むので各自で考えてください(は?)


実際のデッキリストを見てみる


CLやシティリーグの入賞デッキの多くはプレイヤーズクラブに掲載されています。
僕はこれらのリストをよく見て、何か自分で使えるヒントがないか探しています。


当記事の内容についてとても気になるリストを見つけたので考察してみたいと思います。

画像1

シティリーグシニアベスト8のリストです。


サポ少な!!


と、見た瞬間に思いました。それまで自分が組んでいた三神ザシアンは、博士の研究4、マリィ4、タッグコール2、グズマハラ2、、、みたいな感じだったので、博士の研究がリストのどこにも見えず、驚きました。

個人的に「アララギ博士、プラターヌ博士が強かったんだから博士の研究も強いに決まってるやろ」と思っているのですが、ここも1度考え直すべきことだと思っています。

少し話がそれました。サポートの枚数の話に戻します。

さて、上記のリストは、サポートが少ないものの、ジラーチが採用され、タッグコールが3枚採用、ザシアンが4枚採用されていることである程度のドローの確保は出来ています。

それに加えて、三神ザシアンというデッキ自体がゲームにかかるターンが短くサポートが使えるターンが少ないという話を今までしてきました。


そう考えると、サポートが少ないとは思ったものの、今まで自分が使っていたリストからサポートを減らすという考え方はアリなのかもしれないと思っています。

(でも実際三神ザシアン組むならもうちょっとサポート入れたいしデデンネも保険で入れたい)


あとこのデッキについてはいろいろ書きたいことあるんですけど本題とズレるのでやめておきます。


結局何枚サポートいれるの?


結論から言います。


わからん!!


ごめんなさい。ここまで皆さんの貴重な時間を使わせてしまい申し訳ございません。

でもよく考えてください、わからないですよ。わかってたら苦労してないですよ。なんなら個人差あるので自分で決めろよって話です。
なんなら大会の規模や、その大会での目標によっても変わってきます。


ただ、この記事を通して言いたいのは、デッキをテンプレ化するのは良くなくて、そのデッキでのゲームプラン、ターン数を考えてサポートの枚数を調整するといいかもねってことです。

自分の場合は「サポート沢山入れれば安定するやろ!」って最初は思っていたけど実際そうでもないよって感じですね。少なめにして、他のカード入れた方が強いかもねって感じ。


今回はサポートに限って話しましたが、他のカードだって同様です。1枚1枚の採用理由も大事ですが60枚の大きな塊としてのバランスも大事です。




時間のある1月に謎の考察をしてしまいました。再来週には新弾が出るので、新しいカードの考察もしっかりしていきたいと思います。


ここまでお読み頂きありがとうございました。

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