サムライに贈る本

ここに書く本はこれから国外に旅立つサムライ諸君に贈る本です

「こころ」夏目漱石

「武士道」新渡戸稲造

「余は如何にして基督信徒となりし乎」「代表的日本人」内村鑑三

「学問のすすめ」福沢諭吉

これらの本は、外国人として異国で暮らす日本人のあなたが今後遭遇するであろう、日本人とは何か、日本人のアイデンティティとは何か、といった問いに対する参考書です。
これらの本は私が学生時代に一度手にした本ですが、ある程度年齢を重ね、しかも外国の地でこれらの本を読み返すと、まったく違った気づきを与えてくれました。
猛烈な勢いで西洋文明を取り入れていった時代の知識人たちが遭遇したアイデンティティクライシスとも言える状況の中、それを克己しようとする人々に送られた啓蒙的なこれらの書は、時代を超えて私たちの「こころ」に響きます。

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