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「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」 現社会でも通用する考え方

これは言わずと知れた、鬼滅の刃で富岡義勇が発する言葉です。鬼滅の刃とは、ここ半年であのワンピース以上の書籍売上を誇った、週刊少年ジャンプに連載されている漫画です。5/18発売号で最終話を迎え完結してしまったのがとても悲しいです。こんなにバズっている漫画なので、第弐章開始!みたいな流れになるのではと予想していたのですが、残念…聞くところによると、作者が女性で、実家に帰らなければならなくなったとか(都市伝説的な情報です…)。

私は、小学生の頃から漫画が好きで、30歳くらいまでは漫画を買い漁っていました。仕事中でも、隙を見つけてはよく漫画喫茶に行っていたものです。日本は漫画大国と言われており、すでにひとつの文化として世界に誇る文化として浸透されつつあります。私自身もこれまでの人生、数々の物語や言葉に影響されてきました。事実、影響され過ぎて現場の組織作りや会議での発言に引用したことも多々あります。今回は、鬼滅の刃から引用をしたいと思います。

生殺与奪”とは、生命を人に任せる行為です。「生かすも殺すもあなた次第」ということですね。その権利を人に任せてはいけないという事がいいたいわけです。

コロナ禍が訪れる、つい最近まで、企業の内部保留金が世間を騒がせていました。日本の企業は約400兆円内部保留がある。「経済発展の為に、人件費や設備費にまわせ。」くらいの勢いで、ニュースに出ていました。で、今回のコロナ禍です。世界中で、「日本の企業は余剰金がたくさんあって羨ましいな」に変わってきつつあります。

内部保留とは、簡潔に言うと企業の余剰金=経費、税金を引いた純利益の事です。それが日本の企業には460兆円あると言われています。そう簡単には、破綻しない額です。そういえばソフトバンクグループも1兆3,000億円の赤字を発表しましたね。孫会長は「まぁしゃーないでしょ」的なコメントを発表しました。普通で言えば、社外株主のいる企業で1兆もの赤字を計上する会社は叩かれまくります。それを”しゃーない”ですませる孫会長はすでに神の領域ですね笑。ソフトバンクグループは投資の会社と自他ともに言われています。アリババ集団という中国の会社を保有しています。そこの保有株価格は14兆円です。いったいどんな単位なのでしょうかね…数字で表記すると、

14,000,000,000,000円→1万円札が1,400,000,000枚(14億枚)!

もうイメージすら湧きません…。まぁ言えることはそれだけあったら、「まぁしゃーない」と、堂々と言えるという事です。余談ですが、政府が年金の運用で損失した額が14兆円です…。大企業とはそれぞれが色々な方法で、利益を出しており、その一つがソフトバンクグループのような形となるわけです。ただ一つ、忘れてはならないことがあります。

企業は営利目的の組織

なのです。内部保留がたくさんあろうがなかろうが、企業とは本来、利益最優先の組織なのです。ボランティアで経営している社会法人など皆無なのです。世間がとやかく言おうが、そもそも私たち個人には内部保留のお金なんて、な~にも関係がないのです。そのお金が私の口座に振り込まれることなど100%ないのですから…。経済的にいえば、雇用が増えて、そこで働く従業員の生活が潤えば、市場にお金が出回り、まわりまわって自分の利益になるとは思いますが、今回はそういう事が言いたいわけではありません。

今、気が付いてほしい。もう世の中がどうなろうと自分自身が生きていかなければならない時代が来たという事を。個人の口座にお金をいれましょう!

世論なんてものは、時代が時代なら悪とバッサリ切り捨て、今回のように世界的経済危機のときには凄いと言われる。そんなもののために、一挙一動している場合ではないのです。今、自分に出来ることを考えて、即行動し、未来の自身や家族の為に考え方を変えてみてはいかがでしょうか。

生殺与奪(個人の人生)の権を他人(企業)に握らせるな!

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